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大正5年に創業 笹かまの老舗 佐々直の手のひら蒲鉾

仙台市街地から長町、そして南仙台の方向に向かうと1件の老舗があります。

 

大正5年(1916年)創業の老舗蒲鉾店 佐々直です。

 

この佐々直、旧本店工場は閖上にありましたが、東日本大震災で被災。

閖上地区は津波に襲われ、家や建物などはすべて流されてしまいましたが、佐々直の旧本店工場だけは1階部分が流されただけで、今でもその建物は残されています。

 

テレビのニュースなどで、佐々直の旧本店工場はよく放送されていたので、実際に見てみると、「ああ、この建物か!」と思い出しますが、閖上地区は現在も建物などはあまりなく、更地が広がっています。

そんな中、佐々直の旧本店工場がぽつんと建っている様は、津波の恐ろしさを再認識するとともに、何とも言えない気持ちになります。

 

被災した佐々直ですが、今まで続いてきた商いを受け継いでいくべく、震災後も工場を立て直し笹かまを作り続けています。

 

店内に入ってみると、色々な種類の笹かまが並んでいます。

平日で、しかも仙台市街地から結構離れているにも関わらずたくさんの人が笹かまを買いに訪れていました。

 

どれにしようかと悩みましたが、自分の直感を信じて(笑)一番美味しそうだと思った笹かまを購入。

 

お店を出るとこけしも「ありがとうございました!」と。

 

で、今回購入したのはこちら。

手のひら蒲鉾。

手造り炭火焼きですよ、美味しくないわけがありません。

 

そして……。

おとうふかまぼこ。

 

佐々直をいろいろと調べていると、このおとうふかまぼこがうまい!みたいな情報が多数あったので、一緒に購入してきました。

 

笹かまはそのまま食べても十分美味しいのですが、やっぱり軽く火に炙るとさらにおいしくなるので、グリルで数分焼くことに……。

 

そしてこちら。

手のひら蒲鉾は串に刺さった笹かまです。

本当に美味しそうですね、香ばしい香りもしますし、もうお腹がグーグーいってますよ。

 

しかし食べようとすると、笹かま大好きな息子がやってきて……。

笹かまを横取りしてぱくり。

ドヤ顔ですが、噛み切れないのか……、

グーっと引っ張って噛み切り、むしゃむしゃ食べていました。

 

「一口ちょうだい!」と言ってもらうと……、たしかに外の皮の部分がパリパリで噛みちぎるのも一苦労する感じ、でも噛み切って口の中でもぐもぐしてると、すんげーうまい!

魚の味がじゅわーって感じで、ホント何もつけずにそのままで十分美味しいですよ、こりゃ堪らんな。

 

おとうふかまぼこのほうは、ふわふわとした不思議な食感で、でも口の中で噛んでいると海老や魚の味が出てきて、こちらもすごく美味しい、ビールが進みます。

 

最後までひたすら食べていましたよ。

 

私もいろいろなお店の笹かまを今まで食べてきましたけど、これは笹かま好きなら食べてみたほうがいい逸品ですね、自信をもってお勧めできます。

いや~、やっぱり笹かまいいなぁ。

 

 

佐々直 宮城県仙台市太白区中田町字清水15-1