激動の明治元年創業 ディープな壱弐参横丁にあるうなぎの名店うなぎ明ぼ乃のうなぎ弁当

JR仙台駅の東側は、東西南北かなり広範囲にわたってアーケードのついた商店街が伸びています。

飲食店はもちろんファッションのお店や生活雑貨を扱うお店など、本当に様々なお店が、この商店街には軒を連ねているのですが、これらのお店の中にも100年を超える老舗が多数存在するんですよね。

そんなお店を探しに今回は青葉通りから南町通りまでの間にあるサンモール一番町商店街に行ってきました。

このサンモール一番町商店街、長さは100mほどですが、いろいろなお店がたくさん並んでいます。さらに途中からサンモール一番町商店街から枝分かれするかのように「壱弐参横丁(いろはよこちょう)」というディープな感じの横丁が現れます。

一人だと入っていくのにもちょっと躊躇してしまう雰囲気です。

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

壱弐参横丁は焼き鳥屋やお蕎麦屋さんなどの飲食店が多いですが、ファッション雑貨を扱ったお店や洋服を扱っているお店などもあり、ただの飲み屋街というわけではなさそうです。

そして今回のお目当てのお店を発見!

こちら「うなぎ明ぼ乃」です。

店構えに風格があります。

このうなぎ明ぼ乃は、創業が明治元年(1868年)です。

明治元年と言えば徳川幕府、江戸時代が終わり新たな時代が幕を明けた年でもありますので、かなり激動の時に創業されたんですねぇ、一般庶民にはあまり関係がなかったのかもしれませんが、激動の時代でも一般庶民は生きていかなければいけませんので、生活の手段として創業されたのかもしれません。

お店の中に入ってみるとテーブル席が3つ、その奥が厨房とこじんまりした小料理屋のような雰囲気。

店主の方と食べに来ているお客さんとでお話をしていて、和やかなお店ですね。

私は持ち帰りだったので、あらかじめ電話で注文しておいた「うなぎ弁当」を購入。

こちらがうなぎ明ぼ乃のうなぎ弁当です。

素朴なパッケージが何とも言えません。

開けてみるとこんな感じに。

うなぎ弁当 1,800円

わあ~美味そう!

一口食べてみると、うなぎは香ばしくて適度な弾力もあり、本当に美味しいです。

口の中に入れた時の炭のふわっとした香りがまたたまらないですね、これぞまさに「うな丼!」といった感じです。

ふっくらしたうなぎ、しかもお弁当ですが作りたてなので温かくて満足感がかなり高いですよ。

たれも甘辛でご飯もすすみます。

このうなぎ明ぼ乃は老舗だけあって、中心地からはやや離れた立地ですが、メディアやテレビにも紹介されるらしく、仙台では結構有名なお店のようですね。

ああ、美味しかった。

うなぎ弁当の値段は3種類あって、値段によってうなぎの量が変わるみたいです。今回は一番安いのにしてしまったので、次回はワンランク上を注文しようかな……。

うなぎ明ぼ乃 仙台市青葉区一番町二丁目3-28 壱弐参横丁内