亘理伊達氏が北海道開拓を開始した明治時代に創業 とこやおおた

今回は仙台市街地から車で40分。

 

 

一級河川である阿武隈川を渡り、亘理郡亘理町へ。

 

 

亘理町の商店が立ち並ぶ市街地の一角に老舗の床屋さんがあります。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

この赤と青の昔ながらの床屋のサインがあるこちら、とこやおおたです。

とこやおおたは明治時代に創業した老舗の床屋さん、現在4代目のご主人が切り盛りしています。

 

この亘理地方は江戸時代は亘理伊達氏の所領でしたが、戊辰戦争後の明治3年に亘理伊達氏第14代当主、伊達邦成が北海道開拓のために現在の北海道伊達市へ家臣団を率いて移住をしました。

 

 

そんな明治時代から続くとこやおおた。

 

店内に入るとご主人が一人、髪を切っています。

ご主人は結構お年を召されているのだと思いますけど、Gパンをシュッと履きこなしていてなんだかかっこいい。

 

席に案内されて「どんな風にします?」と聞かれ、「ちょっとすっきり目に」と答えてあとはお任せでお願いをしました。

平日だからか基本的に切るのはご主人だけで、チョキチョキと軽快に切ってもらったかと思うと、他のお客様の髪もチョキチョキ……流れるような接客です。

 

しかもシャンプーは「冷やしシャンプー」。

私は冷やしシャンプー初体験だったのですが、ものすごいですね、あれ。

頭をわしゃわしゃしてもらっている時から冷たくて冷たくて、心の中で「早くお湯をかけてくれー!」という気持ちに。

お湯をかけても冷たさが消えず頭だけスーッとしています。

 

その様子にご主人、「これ効くでしょ(笑)」と。

 

で小一時間ですべて終了。

美容室だとどんな髪型にするかとかヘアカタログを見てこんな感じで~みたいなやり取りがありますけど、とこやおおたはそんなことはせずとも、バランスよく切ってくれました。

 

ちなみに髪を切る前の私の姿はこちら。

 

 

ボサボサとしか表現できない感じ。

 

 

前も後ろもとにかくぼっさぼさ。

 

で、とこやおおたで切ってもらった後がこちら。

 

 

さわやか。

スッキリとしていて小顔効果もあったみたいです。

 

人それぞれですけど私は多分美容室よりも床屋さんのほうが相性がいいみたいですね、センス抜群のご主人のカット、また伺わせていただきます。

 

とこやおおた  宮城県亘理郡亘理町字五日町49