伊達一門の筆頭、石川氏が治めた角田市で明治時代から続く精肉店 肉の郷家のコロッケ

今回は仙台市街地から車で40分ほど南へ向かったところにある宮城県角田市に来ています。

 

 

このあたりは角田市の市街地、商店などが並びます。

角田市は藩政時代、伊達一門の石川氏が治めた土地。

慶長3年(1598年)に伊達一門石川昭光が角田に入封して以来、明治維新まで石川氏がこ城下町の整備や産業の振興をして角田市の礎を築きました。

 

そんな角田市で100年以上続く老舗がありました。

それがこちら、肉の郷家です。

 

 

肉の郷家は明治時代に創業した精肉店。

初代は明治期に牛の仲買人として創業、以来、牛を中心に精肉店としてこの地で商売を続けてきました。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

なんでしょう、この雰囲気の良い精肉店は。

 

 

豚の暖簾も掲げられています。

 

店内に入ると、ショーケースの中に精肉や惣菜がたくさん並んでいます。

 

 

お肉からコロッケやから揚げなどの揚げ物、さらにスパゲッティとかポテトサラダとか……、もうここに来ればおかずなら何でもそろうといった感じ。

 

伺ったのはお昼前なのですが、とにかくお客さんが次から次へと。

しかも皆さん同じようにコロッケを買っていくんですよね。

私がお店にいたのは10分ほどでしたけど、その間は100%の割合でコロッケを皆さん購入していきます。

 

そんなに評判なら……とコロッケを購入してきました。

 

 

この袋、かわいいですよね。

 

で、こちら。

 

 

「揚げたてだから開けておくね」と言われたので、ラップの前後が開いています。

なんかきれいに入っているよりもこういう武骨な感じのほうが美味しそうに見えるのはなんででしょうね?

 

 

わぁ。

本当に美味しそう。

コロッケは1個53円ですからね、かなりのコスパ。

学校の帰り道にあったら絶対に買って食べるコロッケ。

 

 

食べてみると、ソースとかつけていなくてもほんのり甘くて美味しいコロッケ。

衣もサクサクで軽ーくって、揚げたてを食べてくればよかったと、ちょっと後悔するくらい。

これにまたソースをかけて一口、次は塩にしてみて一口、最後は醤油にしてパクリと53円でこれだけ楽しめるのだから言うことはありません。

 

コロッケって家で作るとなるとちょっと手間がかかりますからね、普段はあまり作らないので子どもたちも喜んで食べていました。

 

肉の郷家 宮城県角田市角田田町62