俳句雑誌ホトトギスが創刊された年 明治30年創業 斎藤菓子店のカステラ

今回は仙台市街地から車で45分くらいでしょうか。

涌谷城のある遠田郡涌谷町に来ています。

 

 

だいぶのどかな道から涌谷町の市街地へ。

路地を一本入ったところに1軒の老舗があるんです。

 

 

それがこちら、斉藤菓子店です。

 

 

斉藤菓子店は明治30年(1897年)創業の老舗菓子店。

明治30年は正岡子規らが俳句雑誌ホトトギスを創刊した年。

ホトトギスは夏目漱石の「坊ちゃん」や「吾輩は猫である」が発表された雑誌としても有名です。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

斉藤菓子店はホトトギスと同じ年に創業されました。

路地に一本入ったところにこじんまりとした店舗がありました。

 

 

カステラが名物のようですね。

店内に入り「すいませーん!」と声を掛けるとご主人が出てきてくれました。

 

ショーケースには様々なお菓子が並んでいますが、やはりカステラは名物だけあってかなり広いスペースに並べられています。

1本入り、2本入りとありそれぞれきれいに包装がされていました。

何にしようかな~とショーケースをひと通り眺めてみましたが、やはり気になるのがカステラ……。

「カステラ美味しいよ」とご主人も一押しだったので、そのカステラを購入して帰りました。

 

それがこちらです。

 

 

この包装紙がきれいで素敵ですよね。

 

 

涌谷町周辺の地図でしょうか、涌谷神社の文字も見えます。

 

で、包装を開けてみるとこんな感じ。

 

 

黄金に輝くカステラ。

 

 

「かすていら」って書いてあるのでしょうか、「ら」は「羅」かなぁ?

こちらのカステラは10個にカットされているそうで、一つ取り出してみると……。

 

 

わぁ、美味しそう。

ツヤツヤですねぇ。

 

食べてみると、もうふわふわでしっとりしていて優しい甘さに包まれて、本当に美味しいですね。

甘すぎず、子どもはもちろん甘いものをあまり食べない大人の方でも十分楽しめる甘さです。

 

 

我が家の子どもたちはカステラ大好きなんですよね。

今日のおやつはカステラだよ!というとわーいと喜んで食べていました。

 

 

うちの子どもだけなのでしょうか、端っこから食べずに上からハンバーガーを食べるかのようにかぶりつくんですよね、ホント不思議。

 

1本10切れ買ってきたんですけど、みんなでおいしいおいしい言いながら、あっという間に食べ終えてしまいました。

 

また涌谷町に行ったときにはカステラを買いに伺いたいと思います。

 

 

斉藤菓子店 宮城県遠田郡涌谷町字本町106