南北朝時代から歴史のある城下町で江戸末期創業した岡本老舗の鶴ヶ飴

今回は栗原市栗駒岩ケ崎六日町の市街地です。

 

 

この辺り実はかなり古くからの歴史があり、ここから北へちょっと行ったところに鶴丸城跡という史跡があります。

この鶴丸城は1400年頃、南北朝時代に富沢日向守道祐によって築かれたとされています。

その後戦国時代末期まで富沢氏の居城でしたが、その後は仙台藩伊達領となっていきました。

 

この商店街のある六日町あたりは昔からの城下町だったのでしょうか、100年以上続いている老舗も数件残っているんです。

 

で、今回もそのうちの1軒に、こちら、岡本老舗です。

 

 

岡本老舗は江戸時代末期に創業したという老舗の和菓子屋さん。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

看板がいかにもみたいな感じがしますね、とても立派ですけど、近くで見ると新しくも見えます。

きちんと手入れされているのでしょう。

 

 

この看板のとおり、岡本老舗の一押し商品は「鶴ヶ飴」。

今回ももちろん鶴ヶ飴目当てに来店です。

 

店内に入ると、外観同様に店内もすごくきれい。

ショーケースには和菓子の数々が並んでいたり、栗駒名物のお漬物が並んでいたりします。

そのショーケースの上にはお目当ての鶴ヶ飴。

 

女将さんに「鶴ヶ飴下さい!」というと、一袋出してくれました。

 

で、今回購入してきたのはこちら。

 

 

鶴ヶ飴です。

砂糖を使わずにもち米で甘さを出している飴だそう。

以前伺った登米の太白飴のような感じでしょうか。

 

 

たくさん入っていますよ!

 

袋を開けてみるとこんな感じ。

 

 

オブラートに包まれていて、色がやや麦色というか茶色っぽい。

一つ食べてみると、優しい甘さに包まれます。

柔らかく食感は飴というよりもキャラメルに近い感じ、口の中に入れているとキャラメルのように溶けていきます。

美味しいなぁ、ホント。

 

 

この味、子どもたちも本当に大好きで渡すと喜んで食べていました。

こういうお菓子はこれからもずっと残っていってほしいですね。

 

岡本老舗 宮城県栗原市栗駒岩ケ崎六日町38