明治6年創業「蔵王」で有名な蔵王酒造の純米酒 花撫子ロゼ

今回は仙台から車で40分ほど離れた「白石」にやってきました。

 

白石は慶長7年(1602)12月に伊達政宗公の右腕だった片倉小十郎景綱が政宗公から白石城を与えられ、その後明治維新まで片倉家の所領だったところです。

 

JR白石駅から徒歩5分ほどの距離に、復元された状態ですが街の真ん中に白石城が今も鎮座します。

 

この白石、蔵王の近くだけあって冬はスキー客で賑わうのかもしれませんが、4月下旬のこの時期、平日というのもありますが駅前もちょっと静かなんですが、やはり歴史ある街ですからね、歴史の長い老舗企業も多数存在します。

 

その中の一つ、今回はこちら創業明治6年(1873年)蔵王酒造にお邪魔しました。

白石はやや涼しいので、まだ桜も残っていました。

歴史を感じる佇まいですね。

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

この蔵王酒造、奥に酒蔵もあるようですが「蔵王酒造展示館」というちょっとした展示スペースで、蔵王酒造の歴史やお酒にまつわる骨董品などを見学することが出来ます。

 

さらにこの蔵王酒造展示館の中では日本酒の試飲も出来ます。

 

私は車だったので試飲はできませんでしたが……。

 

もちろんここで購入することもできるので、いろいろと迷った挙句こちらを購入。

純米酒 花撫子ロゼ 786円

 

このお酒、日本酒ですがアルコール度数8%とかなり低め。女性にも人気だということで購入してみました。いかにも日本酒!みたいなのだとまた飲めなくなってしまいますからね、私は女性向けくらいの日本酒がちょうど良いのかと思いましたので……。

 

開けてみるとこんな感じ。

「これは何だろう?ジュースだろうか?」という顔でのぞき込む息子。色がピンクでワインみたいな感じにも見えますね。

娘ものぞき込みます。

 

見た目はかわいらしいですが、れっきとした純米酒です、でもアルコール度数は8%。

 

お猪口に入れるとこんな感じに。

色がきれいですよ、ほんと!

 

では早速飲んでみることに。

ゴクゴク。

口の中に入れると、ほんと最初の一瞬だけ日本酒っぽい風味があるんですが、味は日本酒というよりワインですね。

 

サクランボのお酒っぽい味がしてとても美味しいです。

 

すごく飲みやすいんですけど、日本酒っぽくないのでソーダ割りとかにすると昼間っからでもOKな感じになります(え?)

 

ウチの奥さんはこの花撫子を氷の入ったグラスに入れて、なんだかおしゃれなカクテルみたいにして飲んでいました。日本酒なんですけどね。

 

この蔵王酒造、今回行ったタイミングが良かったのか試飲の時にいろいろなお酒を、下手したら全種類飲ませてくれるんじゃないかという勢いだったので、次行くときは電車で行きたいと思います!

 

蔵王酒造 宮城県白石市東小路120-1