東京気象台が設置された年 明治8年創業 麺舗かのまたやのいわしうどん

今回は仙台市から北東へ……。

車で約1時間30分ほどの石巻にやってきました。

 

 

石巻市は宮城県で2番目の人口を擁する都市だそうです。一番はやっぱり仙台市かな?

 

石巻は太平洋に面した都市で、東北地方最大の河川である北上川が流れているため古くから栄えた土地でもありますので、100年以上続く老舗企業も複数存在します。

 

で、今回は石巻市役所のすぐ目の前にある「麺舗かのまたや」へお邪魔しました。

 

 

麺舗かのまたやは明治8年(1875年)創業の老舗うどん店です。

明治8年は「東京気象台(現・気象庁)」が設置された年です、今ではあたり前のように天気予報を確認することが出来ますが、その基礎が出来た年ということにもなりますね。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

麺舗かのまたやは現在5代目のご主人がやられているのだそうです。

趣のある建物ですね。

 

店内に入りメニューを確認。

 

 

名物はいわしうどんと石巻焼きそばだそうで、どっちも美味しそうで迷ったのですが、どんなだか想像もつかなかったいわしうどんをチョイス。

食券を買いテーブルで待つことに……。

 

いわしうどんは東日本大震災以降、販売を停止していたそうですが、2017年に再開。

金華山沖で取れるいわしで作るうどんだそうで、石巻の名物の一つでもあるそうです。

 

待つこと数分……出てきたいわしうどんがこちらです。

 

 

うまそーう!

 

てっきりいわしが乗っているのかと思いましたが、そうではなく麺にいわしが練り込んでいるようです。

麺は普通のうどんと比べるとかなりの細麺。

 

 

蕎麦よりもちょっとだけ太いという感じでしょうか。

 

一口食べてみると、麺がツルツルでこしもあって美味しいですね!

口に入れる瞬間に、だしの香りやいわしの香りがふわっとして魚食べてるぞ!って感じもしてきます。

 

つゆもほんのり甘い感じで美味しいんですよね。

あっという間に食べてしまいましたが、量もあってかなりの満足感を得られます。

 

いや~、本当に美味しかったな、ごちそうさまです。

 

で、いわしうどんともう一つ、かなり気になっていた石巻焼きそばのほうですが、こちらはお土産にしてですね……、

 

 

夜ご飯として家で食べることにしました。(笑)

上がソース味、下がだし味。

 

目玉焼きは持ち帰りにはついていないようなので、家で焼きました。

 

 

ソース味は昔ながらのソース焼きそばですが麺がモチモチしててやっぱり美味しい!

だし味はだしが本当によく効いてていい味ですねぇ。

 

出来立てをその場で食べたらもっと美味しかったんだろうなぁ……と再訪の理由も見つけてしまいました。

 

今回伺った麺舗かのまたや、私の今まで39年間のうどん人生で確実に5本の指には入る味です、本当に美味しかった!次回石巻に行くときには間違いなく再訪したい、そんなうどん屋さんでした。

 

 

麺舗かのまたや 宮城県石巻市穀町6-19