創業明治19年の精肉店 濱屋のひとくち牛タンボール

仙台三越のすぐ裏側の商店街、一番町四目商店街。

仙台市街地の商店街は基本的にアーケードになっていることが多いんですけど、やっぱり冬は雪がそれなりに降るからでしょうか。

買い物するのでも、寒くないし雨や雪に晒されないのですごく便利なんです。

なので、歩いているとついつい寄り道してしまうんですけどね……。

今回は一番町四丁目商店街を定禅寺通り側から入ってしばらく歩いたところにある、創業明治19年(1886年)の肉屋さん「濱屋」に行ってきました。

昔ながらの精肉屋さんという佇まいです。

この濱屋、仙台のお肉屋さんだけあって仙台牛や牛タンが看板メニューらしく、また店頭にはいろいろな種類のお肉が並んでいます。

牛タンは濱屋特製味付け牛タンが人気なのだとか。

今回は隠れた人気メニューで、ある中に牛タンの入ったお惣菜「牛タンボール」というものがあるようなので、それを目当てに伺いました。

こちらが牛タンボール

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

牛タンボール 1個74円

こうやって並べるとたこ焼きみたいですね。

大きさもたこ焼きとほぼ一緒。ゴルフボール大の大きさです。

中には鶏肉のミンチの中に牛タンが入っているというもので、それを油で揚げたもののようです。

早速食べてみると……。

鶏肉のミンチのふんわりした食感と、その中心に歯ごたえのある牛タンが入っていてすごく美味しいです。

子どもももちろん食べられる味ですが、どちらかというとお酒のおつまみにぴったりな感じです。

子どもも大きな口を開けて食べてましたけど、中に入っている牛タンがちょっとだけピリ辛だったからか、食べた後に「ちょっと辛い」と言っていました。

下の子はパクパクと食べていました。

濱屋は本当に昔ながらのお肉屋さんで、精肉以外にもこの牛タンボールのようなお惣菜が数多く並んでいました。牛タンボールを買ったときにコロッケも美味しそうだったので、ついで買い。

お店の人に「コロッケは今食べます」と言うと、その場で食べる用のビニール袋に入れて渡してくれました。

そういうのもなんだか昭和っぽくて嬉しいですよね。

その場で食べたコロッケはまだ温かく、ほっこり優しい味でした。

 

濱屋 宮城県仙台市青葉区一番町4丁目4−28