県の名前がたくさん変わった!?明治期に創業 菓子処小田嶋のうすかわ饅頭

宮城県角田市は隣接する白石市などと共に「仙南」と呼ばれる地域です。

仙台の南側だからなのでしょうか。

 

角田市を歩いていると一つ気になることがあるんですよね。

 

 

町のいたるところからロケットが見えるんです。

角田市にはJAXAの角田宇宙センターという施設があり、ロケットのエンジンの研究・開発が行われているそうです。

 

ガソリンスタンドの人に「あのロケットの下まで行けるんですか?」と聞くと、「行けますよ、台山公園ってとこです」との返事が。

これは行くしかないと思い、老舗巡りからちょっと脱線してロケット見物に。

 

車を走らせること数分で台山公園に到着。

 

 

これか……、これはでかい。

 

 

青空によく映えます。

 

ここは角田スペースタワー・コスモハウスという場所で、角田市のシンボルとなっている場所だそうです。

このロケットには登れませんが、隣の施設は下に博物館、上が展望台になっているのだそう。

 

 

1階の博物館は無料で見学することが出来るそうなので中へ。

 

 

すごいですね、かなり本格的な博物館です。

 

博物館の出口には……。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

子どもへのお土産に……。

 

 

何が当たったのかは帰ってからのお楽しみにします。

 

博物館の外は広い公園になっています。

 

 

子ども連れてきたら絶対に喜ぶだろうなぁ。

 

 

下の公園まではこのちょっと危険そうな滑り台。

これ……大丈夫なのかな……?手すりとかないし。

 

 

試しに乗ってみました。

 

おお……。

 

 

結構スピードが出て怖い……、カーブ曲がり切れるか……?

 

 

最後の最後で脱線してしまいました……。

大人の体重だとスピードが出過ぎちゃうのかもしれませんね、子どもなら大丈夫……かな?

 

 

で、今回の本題に。

 

 

角田市市街地にある明治に創業した菓子処小田嶋です。

 

角田市は現在、宮城県角田市ですが明治期には県名がころころと変わります。

明治2年8月に白石県となり、同じ年の明治2年11月には角田県に。

明治4年11月に仙台県、明治5年1月に宮城県へ。

ここからずっと宮城県かと思ったらそうではなく、なんと明治9年4月には磐前県(いわさきけん)に。

で、また同じ年の明治9年8月に再度宮城県へ編入されて、今に至ります。

 

まぁ、なんというんでしょうか。

気軽に旅行などに行けた時代ではないと思いますので、市民生活にはそれほど影響がなかったのかもしれませんけど、自分の住んでいる場所の県名が、しかも短期間にコロコロ変わるというのはどういった感じだったのでしょうか。

 

そんな時代に菓子処小田嶋は創業しました。

 

 

お店の前には角田市のゆるキャラ「ひかりちゃんサブレ」の看板が。

 

中に入ると、すごくきれいな店内でお菓子もたくさん並んでいます。

ショーケースにもたくさんです。

 

美味しそうなものばかりで迷いましたけど、今回はこちらを購入。

 

 

うすかわ饅頭。

左の緑のうすかわ饅頭はずんだ味です。

 

食べてみるとあんこがたっぷりで本当に美味しいですね、一口サイズなのでたくさん食べられます。

ずんだの風味もすごくよくて宮城の銘菓!って感じです。

 

さらにこちらも。

 

 

ひかりちゃんサブレと未来んロケット。

ゆるキャラひかりちゃんのサブレと、ロケットの町ならではのお菓子。

 

 

ひかりちゃんサブレはサクサクで美味しいですね、ゆずの風味も効いています。

 

 

未来んロケットは柔らかいパイみたいな感じで、こちらも美味しい。

角田のお土産にピッタリかもしれませんね。

 

なんだか今回角田市のいいところばかり回った気がします、今度は子どもを連れて角田市に行きますよー!

 

 

ちなみに、ロケットのところでやったガチャガチャ、

 

 

中身は「金星」でした。

360度マグネットなのでどこにも張り付いて楽しいですね、これもおすすめの角田市のお土産です。

 

 

菓子処小田嶋 宮城県角田市角田町249