藩政時代から伝統を受け継ぐ 国の重要無形文化財 仙台平の名刺入れ

今回は仙台市街地から車で10分ほどの場所、仙台市太白区根岸町に来ています。

 

 

こちらは広瀬川、川の向こう側は河原町です。

 

この広瀬川湖畔道沿いに1軒の老舗があるので伺ってきました、それがこちらです。

 

 

明治10年創業の老舗、仙台平(せんだいひら)です。

「仙台平」とは絹織物の事。

その歴史は古く、仙台藩5代藩主伊達吉村公の時代に完成し、文化年間に「仙台平」と呼ばれるようになったそうです。

 

袴地の最高級ブランドとして現在は国の重要無形文化財に指定されていて、仙台出身のフィギュアスケート羽生選手が国民栄誉賞の表彰式に用いた衣装としても有名です。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

現在「仙台平」の伝統を守っているのは、こちらの仙台平しかないそうです。

ここは工房でしょうか、予約をすれば見学も出来るみたいなのですがこちらでは販売はしていないようです。

 

で、調べてみるとネットショップで購入することが可能ということで、ネットショップで注文。

待つこと数日……。

 

 

届きましたよ!

もっと時間がかかるかと思ったら、意外とすぐに届きました。

 

 

包み紙を開けると箱が出てきます。

箱がまた高級さ全開。

 

 

蓋を開けて……。

 

 

出た!

仙台平の名刺入れです。

色が本当にキレイで、デザインもなんだか今っぽい感じ。

いいものは流行に流されないんですねぇ。

 

 

手にしてみると、硬すぎず柔らかすぎず、ホント繊細な手触りです。

この生地の袴なんて履いたら気持ちいいんだろうなぁ。

 

 

名刺入れてみました、ワンランク上って感じですね。

普段使いがもったいないような気もしますね。

 

仙台平は袴などの和服はもちろん、今回購入した名刺入れやネクタイ、テーブルクロスなどの製品もあるので自分で使うのもいいですけどプレゼントとかにするのも素敵ですよね。

 

 

仙台平 仙台市太白区根岸町15-5