阪神電気鉄道 神戸~大阪間が開通した年 明治38年創業 稲井のゼライス

今回は仙台市街地から車で30分、宮城県多賀城市にやってまいりました。

 

 

古くから歴史のある多賀城ですが、ここに100年以上続く老舗があるということでやってきましたよ。

それがこちら、株式会社稲井です。

 

 

稲井は明治38年(1905年)創業の老舗。

明治38年は阪神電気鉄道の本線、神戸~大阪間が開通した年。

明治時代は首都圏から東北に、さらに関西にと鉄道が開通した時代ですよね。

 

 

稲井は食料品卸売業や不動産業などを展開していますが、元々は鯨の残滓を利用した農業用肥料の開発などをおこなっていました。

その後昭和になり、今度は鯨からゼラチンを作ることに成功しゼラチン製造工場を建設、現在はゼラチン製品の販売もしています。

 

 

このゼライスという建物も稲井のグループ会社で、この敷地、かなり広いんですよね。

ただここでは何も買えそうにありませんので……。

 

塩釜のスーパーへ。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

お菓子作りコーナーへ向かうと……。

 

 

あ、これこれ、ありましたね。

 

今回購入してきたのはこちらです。

 

 

見たことありますよね、スーパーであれば東北だけではなく大抵売っています。

 

 

中を開けると、こんな袋の入った粉が……。

これでゼリーを作ったり、料理に使ったりできるそうです。

 

まーでもやっぱり最初はゼリーですかね……ということで、家にあったジュースに少し砂糖を追加して鍋で加熱。

そして熱いうちに、このゼライスを混ぜます。

 

 

粗熱をとってから冷蔵庫へ。

半日も冷蔵庫に入れておけば完成です。

 

 

とっても簡単なおやつのできあがり。

早速ゼリーにはうるさい娘に味を見てもらいます。

 

 

なんだか変な顔して食べていますが、どうやら美味しかったようです。

「パパ、ゼリー作れるなんてすげー」みたいな感じでしょうか、ジュースを熱しただけなんですけどね。

 

このゼライスはゼリー以外にも、例えばご飯を炊くときに一緒に混ぜればつやつやふっくらになるらしく……

 

 

お米を研いで炊く前にゼライス投入するだけの簡単レシピ。

で、炊きあがったのがこちら。

 

 

たしかにふっくらツヤツヤしている気がします。

食べてみると心なしかふんわりとした食感、なんだかお米の甘みを感じることが出来るような。

 

 

息子には何も言わずいつも通り食べさせてみると、「ん?」と少しだけ違いに気が付いたみたい。

さすが食通。

 

ゼリーやご飯以外にも様々なレシピがあるみたいなので、またいろいろと試してみますね。

 

株式会社 稲井 宮城県多賀城市栄4-4-1