足軽三百人衆が住んでいた三百人町にある老舗の茶舗 今清園の緑茶

今回、仙台市若林のほうへ。

 

仙台市内には伊達政宗公の時代からの由来がある町名がたくさん残っていて、町名を調べるだけでも楽しいのですが、今回もその一つ、「若林区三百人町」です。

 

 

名前の由来は、この地に足軽三百人衆が住んでいたから。

元は伊達家が福島に居た頃に仕えていた鉄砲足軽で、伊達政宗公が白石城を攻めるときに加勢、この地を割り当てられたのだそうです。

 

今回はこの三百人町にあるこちら、今清園に行ってきました。

 

今清園は明治20年(1888年)に創業した老舗のお茶屋さんです。

お茶教室もやっているみたいですね。

 

中に入ると、かわいらしいお母さんが二人。

「座って~!今冷たいお茶淹れてあげるから」と、すごく親切に数種類あるお茶をいろいろと説明してもらいました。

 

出してもらったのは水出しの緑茶。

味が濃くて本当に美味しいんです。

 

「これは急須にお茶葉と水をいれておけば出来るわよ」と。

そんな簡単に冷たい緑茶が出来るんだ、と、緑茶を購入することに決めました。

 

「これだけ暑いとお茶買いに来る人もいなくてね~」と、たしかに外を出歩くのも億劫になる気温ですからね、お茶=熱いと、私自身決めつけていましたけど、こうやって冷たく飲んでも本当に美味しいんですよね。

ペットボトルのお茶はコンビニで買ったりするのに何で気が付かなかったんだろう……?

 

「どこから来たの?」という話から、たくさんの世間話。

さらに「長くやられているお店を時間があるときにまわっているんです」と言うと、

「じゃ、これとか写真撮ってっていいわよ」、「すごく古いんだから」とこちら。

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

この虎柄のはだいぶ貴重なものみたいです。

 

全部貴重なものにしか見えませんでしたけどね(笑)

 

 

「うちで作ってるほうじ茶もちょっとだけど持ってってよ」と、お土産までもらってしまい、お店を出るときに「また来てね~!」なんて、すごく素敵でかわいらしいお二人でした。

 

で、今回買ってきたのはこちら。

 

緑茶のブレンドです。

 

そしてこちらが一緒にいただいたほうじ茶。

 

買ってきた緑茶よりも一回り大きな袋に入ってる……、全然ちょっとじゃないし(笑)

 

急須に水とお茶葉いれて……冷蔵庫へ。

約2時間後。

 

 

出来ましたよ。

 

 

キレイですね、色もなんだか涼しげです。

 

飲んでみると、緑茶の渋みとほんのり甘みもあってすごく美味しいです、お店で淹れてもらったお茶にも近い感じ。

これ外出するときとか水筒に入れて持っていくといいかもしれませんね、老舗のお茶屋さんの緑茶をオリジナルで持ち歩くなんて、ちょっとカッコよすぎます。

 

「緑茶男子」、いいですね。

もう歳が歳だけに、緑茶男子じゃなくて、「緑茶おじさん」か。(笑)

 

今清園 宮城県仙台市若林区三百人町104