後の大正天皇が誕生した年 明治12年創業 鰻・若松商店の鰻の白焼き

今回は仙台市街地から車で40分、松島にやってきました。

 

 

瑞巌寺周辺の中心地から少し先に行ったところに1軒の老舗があります。

 

それがこちら、鰻・若松商店です。

 

 

鰻・若松商店は明治12年(1879年)創業の老舗鰻問屋。

明治12年は後の大正天皇が誕生した年。

明治天皇の第三皇子として側室の一人が産んだのだそうです。

明治時代はまだ一夫多妻制があった時代で、明治天皇も複数の側室を持っていたようですが、明治12年に誕生した大正天皇の時代から実質一夫一妻制となったそうです。

 

 

そんな時代からある鰻・若松商店。

松島は大正時代までは静岡の浜名湖と並ぶ国産鰻の名産地だったそうです。

こちらの鰻・若松商店はこだわりの鰻の白焼きを個人向けに販売しているそうですが……ここでは食事の提供もしていなければ店頭販売もしていないのだそう。

 

予約をしていれば店頭で受け取ることも可能なのだそうですが、今日は予約をしていない……。

ここまで来て残念ですがしょうがない……。

 

一旦戻り、ネット通販で買えることが判明、便利な世の中ですねぇ。

という事で早速、鰻・若松商店の名物、鰻の白焼きを注文。

 

数日後……。

 

 

来ました!クール宅急便。

早速開けてみると姿を現しました。

 

 

いいですねぇ、包みも開けてみましょう。

 

 

鰻・若松商店の鰻の白焼きです。

美味しそうですね。

鰻・若松商店の鰻の白焼きは国産の鰻。しかも発送日の朝に作っているそうで、とにかく新鮮なんですよね。

 

 

おいしいうなぎの召し上がり方までついています。

まずは白焼きを蒸すのか……我が家には蒸し器が無いからどうしようか……。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

そして鰻の肝も付いています。

かなりな見た目ですけど、肝焼きとかも美味しいですもんね。

 

 

うなぎの肝については注意書きが……。

 

 

「うなぎの血に毒が含まれており、生のままでは大変危険な食材です」……。

ちょっと恐い注意書きです。

とにかく注意書き通りに気を付けて調理しなくてはいけませんね。

 

 

鰻の肝はまず茹でて火を通します。

 

 

で、こんな感じになりました。

これをフライパンで焼いていきましょう。

 

 

味は付属していた鰻のタレ。

ジュージューと焼いていって完成です。

 

 

おつまみが一品出来ました。

美味そう。

食べてみると歯ごたえが良くていい感じ、なかなかこういうのは家では食べられませんよね、贅沢だなぁ。

 

そして次は鰻の調理にいきますよ。

白焼きのままでもいいですが、子どもたちも大好きな蒲焼きにしていきます。

 

まず初めに鰻の白焼きを蒸さなければいけませんが、我が家には蒸し器はない……、なので苦肉の策としてこんな感じに。

 

 

フライパンにアルミホイル&クッキングシート、フライパンには水とお酒を入れます。

 

 

鰻を乗っけまして……。

蓋をします。

 

 

このまま10分蒸して……。

 

 

こんなになりました。

ふんわりしてて美味しそう、脂も出てきていますね。

 

で、この鰻の白焼きに今度はタレをつけて焼いていきます。

 

 

グリルでちょっと強めの火で焼きますよ。

 

 

出してタレ付けてまた焼いてと3回繰り返して完成したのがこちらです。

 

 

ドーン!

すごいボリューム、しかもすごくいい香り。

 

食べてみると、鰻は外はパリッと香ばしくて中はふんわりと柔らかくて最高です。

 

 

本当に美味しいですよ。

自分で蒲焼きを作るので味が少々不安でしたけど、鰻専門店のうな重などと比べても遜色ありません。

鰻・若松商店の白焼きは鰻のタレも付いてますし、きちんと作り方も送られてくるので、その通りにやれば間違いがないという事なのでしょう。

 

 

大人はもちろん子どもたちも大満足でした。

家族全員で鰻を食べに行くと、お金もそれなりにかかりますからね。

お店でこのレベルの鰻を食べたら家族4人で確実に1万円は超えますけど、今回は送料込みでも1万円していませんからね、鰻・若松商店の鰻は物が良いのにお財布にも優しいんです。

 

とても美味しい鰻の白焼き、自分たちのご褒美に食べるのはもちろん、お世話になった方々への贈答品などにもピッタリだと思いますよ。

 

鰻・若松商店 宮城県宮城郡松島町高城町137