鳴子温泉駅の駅前です。
駅前なのである程度除雪されていますが大雪です。
鳴子温泉駅前にある階段を上ってすぐのところに、1軒の老舗があります。
こちら、肉のしばさきです。
肉のしばさきは明治33年(1900年)創業の老舗の肉屋さんです。
明治33年は日本で治安警察法という法律が施行された年です。
日清戦争後に先鋭化しつつあった労働者が団結して労働条件の改善や社会的地位の向上を求めた「労働運動」を取り締まるための法律で第二次世界大戦直後の廃止されるまで施行されていました。
言論の自由、出版の自由、表現の自由、集会の自由などの権利は法律の範囲内で存在するという治安立法でした。
今では考えられないですけど、こういった法律が日本に存在していたというのも事実なんですよね。
肉のしばさきのお店の前までやってきました。
豪快につららが出来ていますね。
店内に入ると、右にお肉や野菜などが置かれている棚があり左はお惣菜が置いてあります。
美味しそうだなぁと惣菜を眺めていると奥から元気な女将さんが「いらっしゃい!」と。
どれも美味しそうなんですけどお肉屋さんのメンチカツとかコロッケって特に美味しいですよね。
ということで、こちらを購入してきました。
メンチカツとコロッケです。
一番奥の大きいのがメンチカツ、あとの3つはコロッケなんですがすべて味が違います。
これ間違いなく美味いですよね。
お皿に並べてみるとこんな感じに。
まずメンチカツを食べてみると、衣がサクサクですごく美味しい!中はジューシーでお肉の味を堪能することが出来ます。
コロッケも同じく衣はとにかくサクサク。
かぼちゃコロッケはかぼちゃの優しい味がしますし、普通のコロッケはジャガイモがゴロゴロしてて食べ応えがある!
メンチカツとかコロッケは子どもが大好きですからね、もう食卓に並べた瞬間から取り合いになります。
息子はメンチカツが大好きなので、まずメンチをパクリ。
うんうん……と言い、何かに納得しながら食べていました。
娘はコロッケ片手にピースでポーズ。
美味しかったようです。
家に戻ってきてから再度肉のしばさきの事を調べていると、「しばドレ」というオリジナルのドレッシングが有名なお店だったみたいですね、年間2000本も売れるんだとか。
行く前に知っていたら、絶対に買ったのになぁ……とやや後悔しましたが、今、撮ってきた写真を再度確認すると、お店の入り口、扉のところにこんなにデカデカと書いてあったんですね。
雪がすごくてとにかくお店の中に入りたい一心で全く目に入っていませんでした(笑)
次、鳴子温泉に行くときには必ず買ってきたいと思います。
肉のしばさき 宮城県大崎市鳴子温泉字湯元5-2