元禄年間からの歴史を持つ勝山酒造のたまご酒

今回はこちらに行ってきました。

「藤崎」です。

仙台市民で「藤崎」の名を知らない人がいないというほど、何かプレゼントなどを買おうとしたならば「藤崎見てくれば?」と言われるくらい、超有名なデパートです。

この藤崎、創業は文政2年(1819年)という老舗の百貨店で仙台市街地のど真ん中に、今なお営業を続けています。

そんなに歴史に長い百貨店だから、中もさぞ古いお店ばかりだろうと思っていたのですが、1階は有名ブランドが店舗を出していて、ここだけ銀座のような洗練された印象を受けます。

そしてこの藤崎に、これまた仙台では有名な酒造メーカー「勝山」のお酒を買いに来ました。

勝山は元禄年間に創業したということで320年以上の歴史を持つ酒造メーカーで、昔は伊達家の御用蔵で、今もその当時からの暖簾を守り続けているのだとか。

「勝山」の名を冠した日本酒がメインで仙台市街地に「勝山館」という結婚式場やレストランも経営しています。

ただこの酒蔵としての勝山は直営店がないため、今回、老舗デパートである藤崎で勝山のお酒を買ってこようということになりました。

実は私、藤崎初体験なのですが実に活気のあるデパートですね。

本館8階にはえびす様も祀られています。

お目当てのお酒売り場は地下1階。

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

奥に日本酒が、特に東北の地酒が多数並んでいました。

で、銘酒勝山もあったのですが、私は以前も書いたとおり日本酒があまり得意ではないため、勝山酒造のもので飲みやすいものはないかと探した挙句、こちらを購入。

たまご酒 650円

元祖純正たまご酒だそうです。

こんなかわいい見た目で、「カスタードプリンみたい」なんて書いてありますけどアルコール度数は10%あります。

よく見るとたくさん「よく振ってからお飲みください」と書いてありますね。

勝山に代々受け継がれてきた製法で作られたのがこのたまご酒で、純米酒、鶏卵、砂糖のみで作られていて、乳化剤や保存料などの食品添加物は一切使われておりません。

美味しい飲み方というところに牛乳で割ってたまミルクと書いてあるので、早速たまミルクで飲みますよ!

このたまご酒2に対してミルク1。

こんな感じに。

普通の牛乳のような感じになりましたね。かるーい感じで飲めそうです。

ということで飲んでみたいと思います。

おお?

ヤバい。

イメージとしてはミルクセーキのような感じを想像していたのですが、全然違いましたね。

ガツっとお酒の味が結構します。

ゴクゴク飲んでしましましたが、もう少しゆっくりと飲むべきでしたね。

改めてゆっくり飲んでみると、ほんのり甘くてスッキリしていていいですね、ミルクとの相性もバッチリです、でもカスタードプリンの様かと言われるとちょっと違う気もしますけど……。

飲みやすい日本酒として、女性にもよさそうですね。

勝山は直売店はありませんが、仙台市内の酒屋さんをはじめ全国でも売られているみたいです。

藤崎本館 仙台市青葉区一番町三丁目2番17号