今回は宮城県南部の町、白石市にやってきました。
白石市は伊達政宗公の重臣、片倉小十郎景綱が拠点としていた土地。
今でも白石城などが残っていて、町の中にも昔の面影を所々見ることが出来ます。
JR白石駅から徒歩2分ほどのところに1軒の老舗があるんです。
それがこちら、都屋本店です。
都屋本店は明治18年(1885年)創業の老舗うなぎ店。
明治18年は伊藤博文が初代内閣総理大臣に任命された年。
それまでの太政官制、太政大臣に変わって内閣、内閣総理大臣が設置されて内閣制度がスタート、その初代内閣総理大臣に太政官制の改革を提唱していた伊藤博文が就任しました。
都屋本店はそのころから現在まで続いています。
なかなか歴史を感じる暖簾ですね。
店内に入ると蒲焼のいい香りが漂います。
席につきうな丼を注文。
お店の中はすごくきれいなのですが、やはり「創業明治十八年」の文字を見ると歴史を感じます。
守り神なのかウナギイヌもいます。
宮城県のうなぎ屋さんは数軒行きましたけど、結構な確率でウナギイヌがいるんですよね、なんででしょう?
で、待つこと20分……。
来た!美味そう!
うな丼なので小ぶりなうなぎですが、それでもこの存在感!
もう我慢が出来ないのでいただきますね。
う、美味い!
焼き加減がいいのか、外はパリッとしてて、でも身はふんわりで。
濃いめのタレがまた食欲をそそり、ご飯も進みます。
しかもこんな立派な肝吸いまでついているんですよ、コスパ高すぎ。
あっという間に食べ終えてしまいました、ご馳走様です。
都屋本店ではうなぎのほかに天丼とかもありましたし、うなぎの蒲焼が単体で頼めるのでお酒のおつまみとして食べてみるとかもいいですよね。
そうですよね……決めた!次はお酒を飲みに来よう!
都屋本店 宮城県白石市沢目8-5