今回も仙台中心地から1時間40分ほどの場所、気仙沼市です。
この辺りは海からも近い場所なのですが、東日本大震災の時にはかなり津波に襲われた地区なのですね。
こちらの建物も被害に遭われたのでしょう……。
と、実はこの建物こそ今回伺った老舗なんです。
ホテル一景閣です。
ホテル一景閣は大正5年(1916年)創業の老舗ホテル。
大正5年は初の国産飛行船「雄飛号」が完成した年。
この年東京大阪間の長距離飛行にも成功し、中間点の豊橋にいったん着陸はしたものの所要時間は11時間34分だったのだそうです。
江戸時代には何日もかけて行く道のりだった東京大阪間をわずか半日でとは当時の人たちはさぞびっくりしたでしょうね、時代が変わるって感じがして素敵です。
気仙沼にあるホテル一景閣もそのころに創業しました。
現在はとてもきれいなホテルになっています。
アルファベットで「Fukahire Zanmai(フカヒレ三昧)」と書いてあります。
気仙沼の名物のフカヒレ、そのフカヒレを堪能できるということでしょうか、ああ~いいなぁフカヒレ三昧。
中に入ると、入り口にはカフェとギャラリーがあります。
お神輿がありますね。
さらにホテル一景閣の創業当時の写真も。
なんだかすごく昔な感じもしますけど、写真に映っている建物はそんなに昔の建物という感じがしません、当時からモダンがウリだったのかもしれませんね。
こんな歴史を感じるものまで。
本当に素敵ですね。
で、今回泊まる予定ではないので、何かないかな~と見渡してみるとフロントの横に……。
お土産物コーナーを発見。
気仙沼のお土産がたくさん置いてあります。
震災関連の物もありますね、どれにしようかな……と迷いましたが、今回はこちらを購入してきました。
ホヤぼーやの小銭入れです。
ここ気仙沼のゆるキャラ。
宮城県では結構有名な人気のあるゆるキャラです。
ホヤぼーやの名のとおり、頭はほやで出来ています。
我が家の子どもも宮城っ子ですからね、もちろんホヤぼーやを知っていますし大好きです。
早速、興味津々眺めていました。
今回伺ったホテル一景閣、見た目はビジネスホテルのような感じですけど、屋上には温泉や露天風呂があったり、料理はフカヒレ三昧などの豪華料理だったり、さらにミシュランガイドにも載っていたりとかなり本格的なホテルだそうで、次回はぜひ泊りで伺いたいと思います!
ホテル一景閣 宮城県気仙沼市弁天町1-4-7