今回は仙台市街地から車で10分ほどのところにお邪魔しました。
線路が二つ、そして上には新幹線の高架もあるこの場所に100年続く老舗があるんです。
それがこちら。
こばやしです。
こばやしは大正9年(1920年)創業の老舗弁当店。
大正9年は国際連盟が成立した年。
第1次世界大戦後に諸講和条約により規定され、史上初の国際平和機構としてこの年に発足しました。
その後第2次世界大戦中は活動が停止となりましたが、第2次世界大戦後に解散し、その役割は現在に続く国際連合へと引き継がれたそうです。
ちなみに日本は大日本帝国として大正9年に国際連盟に正式加入しています。
こばやしはそのころから駅構内での弁当販売などを続けてきた老舗です。
仙台駅の駅弁は数多くあるのですが、その中には少なからずこばやしの駅弁もありますし、私も何度か駅弁は食べたことがあります。
ただこちらのこばやし本社ショールームでは、毎日日替わり弁当の販売をしているという事なので、今回やってきました。
ショールームの中に入ると、いろいろな駅弁がディスプレイされています。
駅弁以外にも、これ楽天イーグルスの球場で販売しているやつですかね、選手プロデュースのお弁当まで。
でも今回はあくまでも日替わり弁当がメインですので……、少し入ったところに並んでいる日替わり弁当を購入し、帰ってきました。
それがこちらです。
美味しそうですねぇ。
値段は450円とお手頃価格。
今日はロースとんかつ弁当の日でした、あたりの日かな?
盛り付け方がすごくきれいですよね、こういう所にも駅弁のノウハウが活かされているのでしょうか。
美味しそう……。
早速いただきましょう。
ロースとんかつは柔らかで食べ応えがあって本当に美味しいです。
レンジで温めたりしませんでしたが、すごく美味しい。これも駅弁のノウハウか。
またロースとんかつと同じくらい美味しいのが横に入った煮物たち。
こういうのってたいていメインが美味しくて、あとはイマイチなことが多いですけど、こばやしの日替わり弁当は一切手抜きなしですよ。
この味が好きな人っているだろうなぁ。
駅弁って、値段的に見るとちょっと高めじゃないですか、1000円以下の物ってほとんどないので、こういった脇役たちにも妥協できないんでしょうね。
その味を日替わりで450円で食べられるって、すごくお得ですよね。
もうあっという間に食べてしまいました。
改めてクオリティが高すぎるな、と感じました。本当に美味しい。
だまされたと思って一度食べてみて下さい、この味は普通のお弁当屋さんじゃないですよ。
あー毎日でも食べたいな……。
と、いう事で2日連続でランチはこばやしの日替わり弁当。
今日は鶏そぼろごはんといぶりがっこのポテトサラダ弁当です。
これももう、とにかく美味いの一言に尽きます。
いぶりがっこのポテトサラダはポリポリと食感がよくて美味。
その横に鳥の照り焼きみたいなのが入っているんですけど、これが本当に美味しい、ご飯は言うまでもなく美味い。
こんなおいしい日替わり弁当は初めてです、昨日に引き続き味にも盛り付けにも感動しました。
と、いう事で3日連続でこばやしの日替わり弁当。
今日は八宝菜と炒飯のお弁当。
もう説明は不要、毎日食べたいこばやしの日替わり弁当。
これ本当に450円ですからね、どのおかずもすべてが素晴らしく美味しい。
もう止められません、4日連続のこばやしの日替わり弁当。
今日は若手シェフ特製の桜の日のお弁当です。
ちらし寿司がすごくきれいです。
春っぽくていいですね、見た目も鮮やかですごく美味しそうに見えます。
このレンコンの後ろにあるのが「銀ひらすの菜種焼き」。
その横に白菜と豚のミルフィーユですよ、この手の込みようは何なんでしょうね。
さらにはさくら餅までついています。至れり尽くせり。
味は何度も言うように100点満点中120点。
明日も明後日も食べたくて、我が家ではすでに日替わりメニュー表を家の中に貼りだしています。
もう止められませんよ、土日はさんで平日5日連続のこばやし日替わり弁当。
今日は北限のしらすご飯の幕の内弁当。
しらすご飯はしっかりとしらすに味が付いていて美味。
魚の西京焼きに一口カツも。
カツは衣サクサクなんですよ、冷めてても美味しいというか冷めているほうが美味しいんじゃないかと思ってしまうくらい。
今日も大満足でした。
今回伺ったこばやし、駅弁が美味しいのはもちろんですがクオリティが高くコスパ最強の日替わり弁当はぜひおすすめです。
平日ランチはこれから何度もお世話になると思います。
こばやし 宮城県仙台市宮城野区小田原3-2-3