今回は仙台市街地から車で50分、塩竈市へ。
塩竈と言えば、漁業が盛んで海の街としても知られていますが、全国から信仰を集める鹽竈神社があるので、観光スポットとしてもかなり有名な地です。
この鹽竈神社、いつ頃からあるのか定かではないそうですが、平安時代初期に編纂された文献に名前が出ていることから奈良時代以前から、この地にあったようです。
それだけ歴史のある神社ですからね、その周りには古くから商いをおこなっているお店もたくさんあります。
鹽竈神社の大きな鳥居のすぐ目の前の道を入ったところに、レトロな雰囲気のあるお店があります。
こちら、やまだ屋です。
このやまだ屋、創業は明治8年でもともとは呉服店を営んでいたのだそう。軒を連ねて額縁屋さんもやっています。
それにしても雰囲気ありますね。
まだ朝早く開店直後だというのに日曜日だからか、もう数名の子どもがお菓子を選んでいました。
このやまだ屋、本当に昔ながらの駄菓子屋さんって感じで、私たち世代からすると、子どもの時に食べていた駄菓子がたくさん並んでいてちょっとワクワクします。
駄菓子屋さんって言ったら、こういうおもちゃも欠かせませんよね。
息子はアナ雪の指輪を買ってもらって、初めて食べる駄菓子を恐る恐る口に入れていました。
これ食べづらいんですよね(笑)
食べづらいけれども、甘くて美味しいからずっと口の中に入れて必死に中身を取り出そうとしてしまいます。
食べやすかったり便利なだけがいいってわけじゃないということを教えてくれているような……。
子どもも大人も楽しめる昔ながらの駄菓子屋さん、鹽竈神社へ行くときにはちょっとした休憩にもいいかもしれませんね。
やまだ屋 宮城県塩竈市本町10-29