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第4代仙台藩主伊達綱村公に招かれて開業 九重本舗玉澤のお手づくりもなか

歴史のある会社やお店の事を調べていると、たまに聞いたことのない元号が出てくることがあります。

明治まではよく知っていますから、知らない元号=明治以前ということになるので、それはもう老舗に間違いないのですが、今回出てきた元号は「延宝」です。

仙台市内で和菓子を製造している「九重本舗玉澤」の創業年は「延宝3年(1675年)」。

時の藩主、仙台藩の4代目、伊達綱村公の招きにより近江の国から仙台藩の城下、国分町に「御用御菓子司」として開業したのが始まりです。

代々受け継がれ、現代で14代目、300年余りの歴史のある和菓子屋さんです。

これはさぞ立派なお店があるのだろうと探してみると、どうも直営店はないようで、九重本舗玉澤もまた、藤崎で販売しているそう。

ホントなんでもありますね、藤崎。ということで藤崎へ。

地下1階の仙台銘品コーナーに。

ここ九重本舗玉澤ではお伊勢さん菓子博2017で名誉総裁賞を受賞したという「霜ばしら」というお菓子があるようです。

真っ白でまさに霜ばしらのようなお菓子で、そのお菓子を目当てにお店に行ったわけですが・・・

「大変申し訳ございません、こちらの商品は、ただいま品切れをしております。」

売り切れでしたか……。

売り切れであれば仕方ない……、ほかに何か良さそうなものはないかと探してみると、「お手づくりもなか」というものがあったので、そちらを購入。

お手づくりもなか 1個150円

「お手づくり」っていうのは、手作りで作られているという意味なのかと思いましたが、この最中の裏を返すとこんな感じに。

最中の餡が別でくっついていました。

そうです、「お手づくり」とは、”自分で作れよ!”という意味なのです。

これは面白そうですね。

開けてみるとこのような感じに。

で、最中種に餡をのっけて蓋をするように……

慎重に乗っけていきます。

完成です。

食べてみると、餡を食べる直前に乗せるからなのか、最中種がサクサクしてて本当に美味しい!

餡の甘さと最中種の軽い食感で最高の最中に仕上がります。

私個人的には、餡の食べ方ナンバーワンは最中なんですが、餡のおいしさと最中種の風味、食感が絶妙で本当に美味しい一品です。

このサクサク感はぜひ一度食べてもらいたいなぁ。

最中なので、小さい子にも安心して食べさせることが出来ます。

我が家の子どももパクパク食べていましたよ。

でも本当に軽い食感なので、大人の方でも甘いものが苦手という方でもサクサクっと食べることが出来る最中です。

本当に美味しかった!

九重本舗玉澤 藤崎店 仙台市青葉区一番町三丁目2番17号