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伊達家御用達だった菓子店 蛸屋製菓の全勝餅

仙台市街地から車で20分ほど南に行ったところに長町という街があります。

大型ショッピングセンターが立ち並ぶ、すごく整理されていてきれいな街なのですが、その一角にも老舗があります。

 

創業は元禄11年(1698年)の和菓子屋さん、蛸屋製菓です。

JR長町駅から通りを挟んで目の前、交差点の角にお店があります。

 

この蛸屋製菓、江戸時代にはお城に落雁などのお菓子を納めていた伊達家御用達のお菓子屋さんでした。

明治時代には日露戦争に向かう兵隊さんたちに「全勝餅」というお菓子を作り、配って回ったんだそうです。

 

それが評判になり、以後看板商品に。

蛸屋の本家は平成4年にお店を閉めてしまったようですが、現在ではこの暖簾分けした蛸屋製菓で全勝餅の味を受け継いでいるのだそうです。

 

中に入ると、おまんじゅうなど餡子を使ったお菓子が並ぶ中、ひときわ多めに作っておいてあったのが全勝餅。

なんだかすごくきれいで目を奪われます。

 

他にも食べたいお菓子が置いてありましたが、今回は全勝餅を購入。

 

全勝餅 1個 135円

 

買う時には気が付きませんでしたが、紅白ですね、縁起がいい。

一口食べてみると、すごくふわふわで美味しいです。

お餅ですからね、食感が本当に優しくてふわふわで柔らかいんです。

こしあんの甘さもありますが、お餅のほんのり優しい甘さも絶妙です。

 

さらに赤のほうを食べてみると、

中は白あんでした。

こっちも美味しいなぁ……。

この全勝餅の周りについている粉、食べる前は砂糖かな?と思っていたのですが、なんと最中の皮を細かく砕いたものでした、芸が細かい!

あっという間にすべて食べてしまいました。

 

紅白で売っているし、しかも名前は「全勝餅」。

お祝いとか端午の節句とか、そういう場でも重宝しそうな、そんな長町の老舗、蛸屋製菓の全勝餅でした。

 

蛸屋製菓 宮城県仙台市太白区長町5-2-2