江戸末期創業の老舗 太田とうふ店の三角あぶらあげ

秋保の温泉街から秋保大滝に向けて車で10分ほど走るとぽつんと1軒のお店があります。

それが太田とうふ店。

この太田とうふ店、創業は江戸末期ということで150年以上続いている老舗のとうふ屋さんです。

店内では、数種類の豆腐がショーケース内に並べられています。「竹豆腐」という竹筒に入った豆腐が人気のようですが、仙台名物の一つである「三角あぶらあげ」と豆腐を購入しました。

三角あぶらあげとは普通のあぶらあげとは違い、形が三角形で大きく、厚さが2cmほどあるあぶらあげの事で、仙台では定義山の三角あぶらあげが有名です。

こちらが三角あぶらあげ。

三角あぶらあげ 3枚入り300円

持った感じ、ずっしりしていてかなりボリューム感がありますね。

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

厚さにバラツキがあるのも手作りって感じがしてすごくいいです。

そしてこちらがお豆腐。

吟醸豆腐 300円

このお豆腐も普通にスーパーで売られている豆腐の約2倍の大きさです。本当に美味しそう。

三角あぶらあげは煮たり、あいだに何か挟んで焼いたりする食べ方もあるようですが、火で炙り醤油をつけてとシンプルに、豆腐も冷ややっこにして食べてみます。

まずは冷ややっこ。

これは間違いない味です。

大豆の味がしっかり感じられますし、少し硬めの豆腐で食感もすごくいいですね。

ビールのおつまみには最適だな。

そして次は三角あぶらあげへ。

グリルで炙って醤油だけの味付けでこんな感じに。

食べてみると、外側はカリっとしているのに内側はしっとり。本当に本当に美味い!

あぶらあげの常識を覆していますね、完全に。

厚揚げにも似ているようにも思いますが、外側の部分が厚揚げよりも厚いので厚揚げとはやっぱり違うんです。あぶらあげなんです。

いろいろな調理法で使えそうですが、やっぱりただ焼いて醤油だけ、というこの食べ方が一番な気がするなぁ。

子どもも最初は「何これ?」って顔をしていましたが、

一口食べてみると、「わあ、おいしい!」と。

その後はパクパクと独り占め状態で食べてしまいました。

子どもも大好きですが、大人にとってもおつまみに最適ですよ、居酒屋でメニューにあれば大人気になるんだけどなぁと思いましたが、仙台市内の居酒屋には三角あぶらあげが置いてあるところが結構あるみたいですね。

今回、仙台名物の三角あぶらあげに初挑戦しましたが、こんなに美味しいとは思っていませんでした。

本当に美味しい!

次回は三角あぶらあげで、この太田とうふ店と並んで美味しいと言われる定義山の三角あぶらあげも食べに行きたいと思います。

定義山か……車で1時間弱掛かりますけど、行く価値はありそうですよ。

太田とうふ店 宮城県仙台市太白区秋保町長袋向宿25-1