奥州白石噺でも出てくる「仇討ち」をモチーフに 村田家製菓の仇討ちクッキー

JR白石駅から白石城へまっすぐ伸びる道の傍らに、老舗菓子店があります。

こちら、明治に創業したという村田家製菓です。

「白石道中」とカステラを買った高甚製菓から歩いて2分ほどの距離にあります。

中に入ってみると比較的広い店内ですが、お菓子が所狭しと並べられていて、隅のほうには小さなゲームコーナーもあり、昔の駄菓子屋さん風でもあります。

優しそうなおばあさんが一人、お店に出てきて一つ一つお菓子について説明などの対応してくれました。

「あ、これなんか人気よ。よく会社の忘年会とかでやるんだって、ロシアンルーレットみたいに」と勧められたお菓子がこちらです。

仇討ちクッキー 500円

この仇討ちクッキー、なんで忘年会で使われているかというと、6枚の中の2枚だけ激辛クッキーなんだとか。

面白そうなので、こちらを購入してきました。

 

ちなみに、なぜ「仇討ち」なのか。

寛永十三年、農民与太郎が娘二人と草取りをしていたところ、娘の投げた草の泥が片倉家の家臣、志賀団七にかかってしまい、団七は与太郎を手打ちにしてしまいました。

で、その娘二人は当時随一の兵法家であった由井正雪に弟子入り、姉妹は宮城野と信夫と名付けられて寛永十七年に仇討ちを果たしたのだとか。

この話は「奥州白石噺」として歌舞伎や浄瑠璃の題材としても人気なんだそうです。

 

別に仇討ちする相手はいないんですが、面白そうなので家族4人で1枚ずつ食べてみることに。

まずはトップバッター、4歳の息子から。

そして1歳の娘にも容赦はしません。

私たちもそれぞれ食べ始めましたが、急に異変が……。

動きの止まる息子……。

「辛ーーーーーーーーい!!!」

「お茶お茶お茶おちゃーーーーーーーー!!!」

恨めしそうに私を見つめる息子。

私も一口食べてみると、確かに辛い(笑)

よく見ると、唐辛子らしきものが付いていますね。

ちなみに、辛くないクッキーにもカモフラージュで乾燥いちごを付けて、見た目ではわからないようにしているようです……無駄に手が込んでる。

 

お茶をがぶ飲みし、辛い辛いと泣き喚いた息子。

いつか仇討ちされそうです(笑)

 

村田家製菓 宮城県白石市清水小路51-1