急激な経済成長で商業や町が発展した江戸時代中期に創業 喜多屋焼麩店の七色麩

今回は仙台から北へ、車で40分ほど行ったところにある古川市にやってきました。

 

 

仙台ほどではありませんが、ここ古川は東北新幹線の駅もあるので、人も多く商店もたくさんあります。

ここ古川で、江戸時代中期に創業したという老舗があるので行ってきました。

 

それがこちら、喜多屋焼麩製造所です。

 

 

喜多屋焼麩製造所は元禄時代の経済の急成長で商業や町が発展した江戸時代中期に創業しました。

このころ、農村にも貨幣が浸透し商品作物や塩の量産、手工業では綿織物が発達しました。

また酒造業、窯業が発展したのもこのころだそうです。

 

 

なかなか風格のある看板です。

ひと通りぐるっと見回してみたのですが、ここでは製造はしているようですが販売はされていないっぽい……。

ということで近くの売ってそうな場所へ。

 

 

醸室(かむろ)です。

以前、橋平酒造店に伺ったときも来たことがあります。

 

醸室には橋平酒造店のほか、飲食店やお土産物屋さんもあるんです。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

この奥のお土産物屋さんへ。

 

 

主に古川市のものが多く置いてありますが、この中に焼麩は……と。

 

 

おお!ありましたね。

全部喜多屋焼麩店のお麩です。

 

この中で今回はこちらを購入してきました。

 

 

七色麩です。

きれいですよね、料理の彩りには最適な焼麩です。

 

焼麩は登米の油麩と違い、カリカリのあっさり味なのでどんな料理にも彩りとして使うことが出来ます。

 

今回はこれを……、味噌汁ですかね、やっぱり。

 

 

あらかじめぬるま湯で戻しておいて、味噌汁を作り最後に投入。

 

 

出来上がりです、簡単ですね。

ちなみに麩は低カロリー、高タンパクな食品なのでダイエットや美容に最適なんだそう。

 

 

麩たっぷり味噌汁です。

なぜこんなに入っているかというと、我が家の子どもたちはなぜだか麩が大好き。

七色麩を見せたら「たっくさん入れて!」とリクエストがあったので、こんなになってしまいました。

 

 

しかし、いざ味噌汁に大量のお麩を入れたところを見るとしばし呆然としていましたけど……。

 

 

食べてみると、味噌汁の味を邪魔しない麩のつぶつぶ感が何とも言えません。

ほんのりとグルテンの味というんでしょうか、麩の味がして味噌汁プラスアルファな感じに仕上がりました。

見た目にもかわいくて、ただの味噌汁が特別なものに生まれ変わります。

 

朝はやっぱり味噌汁ですよね、子どもたちもおかわりして食べてくれました。

 

喜多屋焼麩店 宮城県大崎市古川西館2-3-60