今回は仙台市街地から車で50分ほどの場所にある定義山に来ています。
この辺りは仙台からも比較的近いのですが、ちょっと山を登るので雪も結構残っていますね。
自然も豊かです。
この定義山と言ったら、やっぱり三角あぶらあげ。
以前も伺った定義とうふ店です。
朝早くからでもお客さんが来ているんですよね、本当にすごいなぁ。
今日は定義とうふ店目当てに来たわけじゃないんですけど、やはりお店の前を素通りすることはできません。
なので……
いただきます!
やっぱり作りたてのアツアツは本当に美味しすぎます。
少し小腹を満たしたところで本題へ。
実は三角あぶらあげの定義とうふ店のすぐ隣にも100年以上続く老舗があったんですね、それがこちら。
早坂酒店です。
早坂酒店は明治44年(1911年)に創業した老舗の酒屋です。
明治44年は日米通商航海条約(小村条約)が調印された年です。
この条約は日本とアメリカ合衆国との間で通商航海の自由を目的とするもので、明治27年にも通称「陸奥条約」という日米通商航海条約を結びましたが、明治44年のこの年にも通称「小村条約」を調印し、日本は関税の自主権を回復しました。
そんなころから早坂酒店はこの地で酒屋さんを営んできました。
「雪の松島」の看板が掲げられていますが、行く前にリサーチしたところによると「定義山」という純米酒があるみたいで、それが定義山土産にもすごく好評なんだとか。
それはいいと思い、今回純米酒の定義山を買いに来たというわけです。
お店に入ると、奥の方から女将さんが出てきてくれました。
「あの~スイマセン、定義山っていうお酒があるって聞いて来たんですけど」と聞いてみると、「ごめんなさいね、実はもう作っていないの」とのこと。
あああ、そんな……。
まあでも気を取り直して……、いくつか並んでいる日本酒の中から……これは!というものを一つチョイスして購入してきました。
それがこちら。
鳳陽です。
どこかで見たことありますよね、そうです、こちらも以前伺った富谷市にある宮城県最古の酒蔵、内ケ崎酒造のお酒です。
ワンカップもあるんですね、これなら飲みやすくていいですね。
で、今夜の晩酌はこのお酒で決まり。
肴は……。
やっぱり三角あぶらあげですよね、美味しいのでお土産でも買ってきちゃいました!
美味しい日本酒と美味しい肴、もうサイコーです。
早坂酒店 仙台市青葉区大倉字下道2