伊達政宗公のお膝元で江戸時代末期創業 庄子屋醤油店の吟醸仙台味噌

仙台といえば伊達政宗公のお膝元として有名です。

仙台城址や青葉城公園、伊達政宗公のお墓である瑞鳳殿など、伊達政宗公のゆかりの地が多い仙台ですが、仙台藩の総鎮守である「大崎八幡宮」も伊達政宗公の命で作られたと言われています。

現在はその社殿が国宝にもなっている大崎八幡宮ですが、その大崎八幡宮の参道の入り口の脇にかなり歴史を感じられる建物が……。

ここが庄司屋醤油店です。

この庄司屋醤油店、創業は江戸時代末期とのことで醤油店とありますが、仙台名物の一つでもある「仙台味噌」の製造販売もしています。

そもそも仙台味噌とは戦国時代に軍糧として発達し、その重要性から伊達政宗公が仙台城の城下に「御塩噌蔵(おえんそぐら)」という味噌醸造所を作ったのが始まりだとか。

仙台味噌もまた伊達政宗公ゆかりの品というわけですね。

藩の政策で計画的に味噌作りをしていたらしく、仙台市内にもこの庄司屋醤油店のように江戸時代からやっている味噌屋さんはまだ数件残っているみたいです。

お店の中に入ってみると、味噌や醤油が数点並んでいますが、どれが良いのかさっぱりわからない……、こういう時は聞くのが一番なので、お店の方に「どれが一番美味しいですか?」と聞くと、ちょっと困った表情に……。

心の中では「どれも美味しいに決まっているだろう」と思っているに違いないですが、親切に「これは材料もすべて国産のものを使っているから」と吟醸仙台味噌を勧められたので、素直にそれを購入しました。

これが庄司醤油店の吟醸仙台味噌です。1kg1000円。

仙台味噌の特長というのは、普通の味噌よりも色が赤い「赤味噌」で、味も普通の味噌よりも味、風味が強い感じです。仙台のスーパーとかで味噌を買おうとすると、何種類もの仙台味噌が並んでいて、関東や関西のほうの味噌はあまり置いていません。

それくらい仙台に根付いている仙台味噌ですが、昔からの製法を守り続けているという老舗の味噌の味とはいかに。

仙台味噌は調理せずにそのままでも食べることが出来る味噌だと一説には聞いたことがあるのですが、ここは素直に味噌汁に。子どもの好きなナスの味噌汁です。

食べてみると、たしかに普通の仙台味噌よりも香りが強く、塩っ気も強いです。

昔は少しでも保存がきくように塩分多めに作ったのかな?と思いましたが、調べてみると塩分濃度は他の味噌とあまり変わりはないそうです。

味や風味が濃い分、味噌汁だけではなく、味噌炒めとか味噌漬けとか、ほかの料理でも使えそうです。

戦国時代、江戸時代の人たちも、同じ味の味噌汁を食べていたのかと思うと、少々不思議な気持ちになりますが・・・、受け継がれてる感をひしひしと感じます。

いつもはパパの作る”食べる味噌汁”をよく残す我が子ですが、今回は吟醸仙台味噌のおかげか(ナスのおかげか?)完食してくれました。美味しかったです。

株式会社庄子屋醤油店 宮城県仙台市青葉区八幡4-1-9