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江戸時代から今も残る染師の町 南染師町にある永勘染工場の手ぬぐい

仙台市若林区にある南染師町。

 

昔から染物をおこなう染師たちが住む町ですが、染師たちがこの地に移ってきたのは伊達政宗公が亡くなってからの事。

以前は、政宗公のお墓である瑞鳳殿のすぐ近く、現在の霊屋下に住んでいたようですが政宗公が亡くなり瑞鳳殿を作る際に、この地に移り住んできたのだそうです。

この南染師町には、今でも染物を生業としている老舗企業があり、今回伺ったのがこちら、永勘染工場です。

 

歴史のある看板が目を引きますね。

 

こちらの永勘染工場、創業は明治20年(1887年)の老舗染工場です。

創業当時は現在の青葉区一番町で染色業をおこなっていたのですが、昭和20年の仙台空襲で市街地が焼失……、その後この南染師町に移ってきました。

 

中に入ってみると、「受注生産なので品物はあまりないですよ」と声を掛けられましたが、いろいろと可愛い手ぬぐいが並びます。

老舗企業ですが、いろいろと新しいことにもチャレンジしているようで、古さを全然感じさせない手ぬぐいたち。

その中で一つ、特に目を引いたこちらの手ぬぐいを購入してきました。

 

仙台からつたえるてぬぐい 1300円

 

この手ぬぐいは2011年におこった東日本大震災を経験した仙台から防災や減災の意識を世代や地域を超えて伝えていきたいという想いから作られた手ぬぐいだそうです。

 

南染師町に住むご年配の方に聞いた話を基に仙台在住のイラストレーターさんがイラストを描いて出来たもの。

 

3種類販売されていたのようですが、私が買ったときにはこれが最後の一つでした。

3つあるうちの、この手ぬぐいは「使 use」というテーマ。

手ぬぐいがどのように使われていたのか、ご年配の方から聞いたことをイラストに。

 

なんだかとても素敵ですよね。

 

「ビルド、ビルド!仮面ライダービルドだ!」と息子は言っていましたけど。

 

イラストも本当に素敵だし、色がホントにきれいですよね、さすが染師の町の染工場!

 

現代社会では手ぬぐいってあまり使われていませんし、私自身、どのように使ったらよいかわからないんですけど、このイラスト見ると、今でもいろいろと用途はありそうですので、これからは使っていきたいと思います。

 

永勘染工場 宮城県仙台市若林区南染師町13番