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芥川龍之介生誕の年 明治25年創業仙台最古のかに専門店 かにはちのカニ釜飯

東北最大の歓楽街、国分町に来ています。

 

 

ここは国分町通りと広瀬通りの交差点で、国分町の入り口。

「国分町の交差点」と言ったらここの事で、夜、飲みに行くときの待ち合わせ場所的な場所でもあります。

 

この国分町の交差点のすぐ横にはスターバックスがあるのですが、そのビルの中に100年以上続く老舗があります。

 

 

お店は地下のようですね。

地下に降りると飲食店街が広がりますが、その中の一軒。

 

 

ありました!かにはちです。

 

かにはちは明治25年(1892年)に創業した老舗かに料理店です。

明治25年は「羅生門」や「蜘蛛の糸」、「杜子春」などの作品で有名な日本を代表する小説家、芥川龍之介が生まれた年でもあります。

 

「芥川」なんて少し珍しい苗字ですよね。

芥川家は江戸時代、代々徳川家に仕えて雑用や茶の湯を担当したのだそうです、すごく由緒ある姓ですね。

 

かにはちは仙台で最も古いカニ料理店で、以前はこの場所からちょっと離れたところに店舗を構えていましたが、ビルの老朽化により2018年4月に現在のところに移転してきました。

その移転に伴い、それまでの「かに八」から屋号を「かにはち」に改めました。

 

店内に入ると、給仕さんが出迎えてくれて奥の半個室に通されました。

 

なんだか内装も綺麗ですごくおしゃれなんですよね。

 

 

かに料理屋さんってもっといい意味で和食っぽい内装のところが多いですが、かにはちは銀座の高級レストランにでも来たかのような錯覚を起こします。

 

 

なんでしょう……年代物の何かです。

 

今回、ランチで伺ったのですが、ランチもいろいろと選ぶことが出来ます。

何にしようかと悩みましたが、カニ釜飯ランチにすることに。

 

カニ釜飯はかにはち創業当時の味を再現したメニューらしく、このJidai Onlineにピッタリのメニューとも言えますよね。

 

「30分くらいかかりますけどいいですか?」と言われましたが、30分くらい待ちますとも。

 

で、きました。

 

 

カニ釜飯です。

 

釜飯の下に火が付いていて、「火が消えたらこちらで移しますのでそのままにしていてください」とのこと。

 

ということで先にこちらを。

 

 

カニの茶碗蒸し、ひじき(?)の何かとカニ味噌ムース?。

とにかくどれも美味しかったので、すぐに食べてしまいました。

 

メインのカニ釜飯はまだまだ出来なそうですが……。

 

 

グツグツと湯気もたくさん出てきています。

 

それにしても、カップラーメン3分待つのとは違い、30分はちょっと長いですよね(笑)

ビールでも飲みながらだったらすぐに経つのかもしれませんが、真っ昼間ですからね。

 

そして待つこと30分……。

 

 

なんか消えそうで消えない……。

もう自分でふーってして消してやろうか!なんて考えていると、やっと火が消えました。

 

火が消えると同時に給仕さんもすぐに来てくれて、釜を移動してお椀など持ってきてくれました。

 

では、いよいよ蓋を開けますよ!

 

 

おおお~!美味そう!

 

カニを殻からほじくり出してご飯とまぜまぜし、お椀へよそいます。

 

 

いただきま~す!

 

ああ、美味しい。

カニの上品な味もいいですが、釜飯なのでご飯が香ばしいんですよね、合わさってすごくいい感じになっています。

ご飯もアツアツで幸せ度も上がります。

 

30分以上待った甲斐がありましたね。

 

そういえばこの味、創業当時の味なんですよね。

ものすごく贅沢ですけど、これを100年以上昔の人たちも美味しいと思っていたんですもんね、味覚というのは今も昔も変わらないんですね。

 

ちょっと待ったけれども、待った分だけ美味しさ倍増のカニ釜飯、今度はやっぱ夜、お酒飲みながらだな!(笑)

 

かにはち 宮城県仙台市青葉区国分町2-2-2