陸奥国から陸前国へ 明治時代に創業した餅処深瀬の栗だんご

ここは鳴子温泉のメインストリートと言いましょうか。

駅からも近く、また多くの温泉宿からも近いのでお土産物屋さんなどが数多く立ち並ぶエリアです。

 

 

今日は雪も降っているのであまり歩いている人もいませんが、繁忙期にはたくさんの人で賑わうのでしょう。

 

 

ここは……足湯……でしょうか?

本来ならここで足湯をチャレンジするのが筋なんですけどね……、雪に埋もれていてはちょっと……。

 

足湯のところから歩いてすぐのところに100年以上続く老舗があります。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

こちら、餅処深瀬です。

 

餅処深瀬は明治時代から100年以上続く老舗の和菓子屋さんです。

明治以前、それまで陸奥国だった鳴子温泉一帯は明治4年の戊辰戦争終結により陸前国(りくぜんのくに)に分立しました。

この陸奥国とか陸前国というのは令制国といって7世紀から明治初期まで続いた律令制に基づいた日本の地方行政区分の事です。

今でいう「県」みたいなものでしょうか。

 

 

猛吹雪なのですが、暖簾出ていますね、良かった……。

 

 

早速店内に。

店内はショーケースに和菓子が並んでいます。

 

 

芸能人や有名人のサインもたくさん。もちろんこけしもたくさんです。

 

この餅処深瀬の名物は「栗だんご」、鳴子温泉の名物でもあります。

ところで「栗だんご」ってなんだろう?

なんだか知っているようで全く分からない栗だんご……。

 

和菓子屋さんなので和菓子っぽい感じなんでしょうけども……、名物ということもあり今回は栗だんごを購入。

 

旦那さんに「栗だんごください!」と言うと、「ちょっと待っててくださいね」とお店の奥へ。

数分待つと奥から出てきて栗だんごを受け取ると……。

あ……、あったかい。

 

出来立てなのか、ほんのりあったかくて美味しそう……。

家に帰ってから食べようと思いましたが、温かいうちが美味しいに決まってますからね、車の中で食べてみることに。

 

 

栗だんごです。

 

 

みたらしの中にお団子が埋まっている感じですね、それではいただきます……。

 

う、美味い!マジで美味い!

 

このお団子、外側はお餅で中は栗が入っています。

お餅は本当にモチモチのお餅で、中の栗はホクホク。本当に美味しい!

 

日持ちしないみたいなので遠方へのお土産には向きませんが、鳴子温泉に来たなら絶対に食べるべきお菓子ですよ、これ。

 

今回は餅処深瀬の栗だんごを食べましたが、栗だんご自体が鳴子温泉の名物で他のお店でも売られているようなので、栗だんごの食べ比べなんかしたら絶対に楽しい&美味しいと思いますよ!

絶対にオススメします!

 

餅処深瀬 宮城県大崎市鳴子温泉湯元24-2