若林地区の奥州街道、ちょうど真ん中あたりに毘沙門天があります。
こちら子育ての神様です。
この毘沙門天のすぐ脇におかやという老舗があります。
おかやは明治45年(1912年)に創業した書道用品のお店で仙台筆も扱っているのだとか。
また書道教室も運営されているみたいですね。
お店の中に入ってみると、まず様々な種類の筆が多数置いてあります。
さらに墨汁や硯などもありますね。宮城県には石巻に「雄勝硯」という工芸品がありますが、このおかやにも様々な種類の硯が置いてありました。
書道は小さいころ習っていましたが、どんな筆がいいのかなんてサッパリわかりません……。
ここは使い勝手の良さそうな細めの筆を購入。
紫玉光 240円
すごくきれいですよね。
筆先が新品ならでは、って感じで本当にきれい。
原料はイタチの毛で出来ているみたいです。
珍しいものなのかと思ったら毛筆にはよくイタチの毛が使われるみたいですね、体の毛は短いので使えないのでしっぽの毛を使うのだとか。
さて、これを使ってレビューしようかと思いますけど、そういえば墨汁を買ってくるのを忘れてしまったんですよね……。
仕方がないので家にある水性絵の具で試してみることに……。
書いてみましたよ、ありそうでなかった創作漢字。
かねへんに魚と書いて「きんぎょ」と読みます。
久しぶりに筆を使って書き、練習なしの一発勝負で書きましたが、もっと難しいかと思っていたんですけど、スラスラと書くことが出来ました、細字だからなのかな?
最近は年賀状ですら手書きで書く人も少なくなり、パソコン全盛の時代ですけど、たまにはこうやって筆を使って手紙を書くなんていうのも良いかもしれませんね。
その後はやっぱり子どもに筆を取られてしまいましたけどね……。
楽しそうにお絵かきしているので何よりです。
おかや 宮城県仙台市若林区荒町213