江戸時代からの伝統と新しい感性 こけしのしまぬきのほやこけし

仙台の100年を超える老舗は食べ物ばかりではございません。

ものづくりとして伝統的な工芸品で100年を超える老舗企業も多くありますが、今回はその中で「こけし」にスポットを当ててみました。

東北地方のこけしというのは諸説あるようですが、江戸時代後期~明治初期に始まったとされ、それぞれの地方でそれぞれの特長を持つこけしが今でも伝承されているとのこと。

宮城県では「作並」、「鳴子」のこけしが有名で、今でも昔から続く伝統的なこけしから、新たな感性で生まれたこけしや創作のこけしなども誕生し、受け継がれてきているみたいです。

新たな感性……いい響きですね、ぜひその新たな感性で作られたというこけしを探しに、今回は創業明治25年という「こけしのしまぬき」へ行くことにしました。

こけしのしまぬき本店は仙台駅からすぐ近くのアーケードの中に店舗があります。

入り口に大きなこけし、私の大好きな顔出し看板もありますね。

店内は奥に広く、今の時期(1月中旬)はこけしひな人形なども扱っていました。

すごくかわいいんですけど、店内は撮影禁止。

私、カメラを首からぶら下げて店内に入っていったのですが、店員さんたちが一瞬ピリッとしたような……気のせいだと思いますけど。

今回、実はお目当てがありまして……、

「うみの杜水族館とコラボこけし」なるものがあるとの事前情報をキャッチしていたので、ぜひその現物を見てみたいな、と。

で、ありました! うみの杜水族館コラボこけし!

「ほや」、「いくら」、「かき」の海の三姉妹がそれぞれこけしになっているようです。

なぜ「ほや」、「いくら」、「かき」なのかといえば、多分ですけど、宮城県の特産品だからなのかな?

全部かわいいんですけど、今回は私が一番かわいいと思った「ほや」を購入。

家に持ち帰り、包みを開けてみると、これまたかわいい箱。

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

「仙台うみの杜水族館×こけしのしまぬき」。そして「ほや」。

開けてみると……。

ほやこけし 2140円

か、かわいい……。

こけしっぽい顔、っていうかこけしなんですけど。

にこっとしている表情がまたいいですね、こけしはすべて手作りなので、顔の表情とかが一個一個微妙に違います。いくつかあるほやこけしの中で一番かわいい子を連れて帰ってきてしまいました。

前髪とか横髪(?)が本当にかわいい。

そして後ろ姿もかわいい……。完全にほやです。

絵ですけど、うみの三姉妹とはこの子たちのこと。

全部揃えたくなりますよね~。

大きさはこんな感じです。

こけしのしまぬき本店には、お土産に最適なリーズナブルなこけしからウン十万円するような本格的な伝統こけしまで数多く置いてあるので、こけしに興味がないという方でも十分に楽しめるお店ですよ。

こけしのしまぬき本店 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目1-17