サクマ式ドロップスが発売された年 明治41年創業 細川食品工場の古川納豆

今回も宮城県大崎市古川に来ています。

 

 

ここは古川にある江戸時代の酒蔵などを改築して、飲食店やお土産物屋さんなどそれぞれ店舗が入っている商業施設、醸室(かむろ)です。

 

この醸室から車ですぐのところに1軒の老舗があります。

 

それがこちら、細川食品工場です。

 

 

細川食品工場は明治41年(1908年)創業の老舗食品工場。

明治41年は、多分誰しも子どものころに食べていたであろう「サクマ式ドロップス」が発売された年。

宮崎駿監督のアニメでも出てきますし、今ではあの缶に入ったドロップスというのがレトロでおしゃれだと根強い人気があります。

 

 

細川食品工場は製麺や納豆の製造をおこなっている工場。

ここに来てはみたものの、やはり工場なのでここでは買えなそう……。

 

ということで、車で5分ほどの場所にある「道の駅おおさき」へとやってきました。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

道の駅おおさきは2019年7月にオープンしたばかりの施設。

地場産のものを扱っている道の駅ですので、きっと細川食品工場で作られたものもあるはず……。

広いお店の中を見て回ると……。

 

 

あ、あったあった!

その土地の道の駅にはあるんですよね、地元の老舗の商品が。

 

ということで、今回購入してきたのはこちらです。

 

 

古川納豆です。

なんか雰囲気がいいですよね、美味しい納豆の雰囲気が出ています。

 

 

控えめに「細川食品工場」の文字が。

ラッピングの折り目のところに社名を持ってくるあたり利他の精神を感じます。

 

 

サイズは大きめで普通の納豆のパックの1.5~1.8倍ほどあります。

 

 

開けてひたすらかき混ぜるとこのとおり。

100回以上混ぜると美味しくなるそうで、300回くらい混ぜました。

 

これを今日の朝ごはんに。

 

 

美しい……。

食べてみると、納豆の旨味がたまりませんね。

まさに糸引く旨さと言いましょうか。

 

我が家では子どもたちも納豆がだいすき。

 

 

娘に朝食で出してみると、なんだかわからないリアクションをひと通りしたあとに……。

 

 

美味しそうに食べはじめてくれました。

 

今回伺った細川食品工場、納豆以外の食品も作っているみたいなので、今度はまた別の食品を探してこようと思います。

 

細川食品工場  宮城県大崎市古川二ノ構1-16