今回は宮城県北部の町、古川からさらに車で15分くらい西へ走ったところにある西古川駅の近くまでやってきました。
とは言っても、一面田園風景が広がっています。
すごくのんびりとしていていいですねぇ。
この田園風景の一角に100年以上続く老舗があるということなので行ってまいりました。
あ!見えてきましたね。
川沿いの道を入っていくと……ありました。
大正7年(1918年)創業、寒梅酒造です。
大正7年は警察による交通の取り締まりにバイクがはじめて使われた年。
今では所謂、「白バイ」として認知されていますが、当時は赤に塗装されたバイクが使われていたため、通称も「赤バイ」だったのだそうです。
その後、昭和初期にヨーロッパに倣って白に塗装され、現在の白バイになりました。
で、実はこの寒梅酒造のお酒、以前飲んだことがあるんですよね。
小牛田にある明治37年創業の老舗の酒屋さん、斎林本店に行ったときに買ったゆず酒はここ寒梅酒造で造られたものでした。
なので、今回伺うことが出来てちょっと感激。
寒梅酒造の杉玉です。
なかなかモダンな建物でかっこいいですね、この手前の建物は工場なのでしょうか。
その奥に入ってみると……。
とても立派な店舗が出てきました。
こちらの建物もすごくおしゃれです。
「OPEN」と書いてあるので入ってみますね。
店内はなんだろう、すごくおしゃれな古民家バーみたいな雰囲気。
ここでも飲めるみたいですね。
店主の方が対応してくれて、いろいろなお酒を見せてもらいましたがここで買えるのは限られているみたいで……。
おすすめを聞くと「どれもおすすめですけどね笑 でもこれはANAのファーストクラスで提供していた日本酒ですよ」と見せてもらいました。
そんなお酒が飲めるならば……、と今回買ってきたのはこちら。
宮寒梅 45%です。
こちらはANA国際線のファーストクラス、ビジネスクラスで提供されていたという日本酒。
いいですねぇ。
ファーストクラスに乗ろうと思ってもなかなか乗れませんので、というか多分一生乗れないだろうと思いますけど……。
ファーストクラスに乗った気分だけでも味わえるんですね。
なかなか雰囲気がいいですね。
香りもとてもいいですよ。
それでは、まずは一口。
染みますね、体中に染みわたります。
日本酒の香りから、なんだかすごくきついお酒なのかと思ってましたけど、スッと体に入っていきます。
とてもスッキリ。
これはちょっと飲み過ぎてしまいそうな感じですど、ファーストクラスの味ですからね、チビチビと楽しみたいと思います。
寒梅酒造 宮城県大崎市古川柏崎境田15