大正5年創業 今では東北随一の業務用酒類卸となったカネサ藤原屋

国分町の芭蕉園茶舗のご主人に「この辺に100年以上長く続けているお店はありますか?」と聞いてみると、「う~ん……、すぐそこ、目の前にあるよ、酒屋さん」と。

 

「え?ここですか……?」

 

「そうそう、そこそこ」

 

なんとも入りづらい雰囲気……、まだ明るいからいいものの。

 

中は飲み屋街になっていて、まだ夕方の早い時間だったのでやっているお店はなかったのですが、その中に営業中の酒屋さんがありました。

 

 

カネサ藤原屋国分町店です。

 

カネサ藤原屋は大正5年(1918年)創業の老舗です。

大正5年は第1次世界大戦真っただ中。ウィキペディアで大正5年を調べると第1次世界大戦の出来事がたくさん出てきます。

 

カネサ藤原屋は大正5年に創業し、当初はこのようにお酒の小売業をしていましたが、今は主に業務用酒類卸として東北一円で販売、営業されているのだそう。

本社は仙台駅の東、自衛隊仙台駐屯地のそばにあります。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

「お客様のニーズにお応えする」いいですね。

 

お店の中に入ってみると、限られたスペースに所狭しと様々なお酒が置いてあります。

ビールや宮城県の地酒などもたくさん置いてありますが、外国のお高いお酒やシャンパンなども。

 

場所柄、夜のお店用なんでしょうね。

 

でもお酒好きとしては、こういうお店結構好きかも。

 

私はお酒が好きですけど普段はビール専門なので、以前からこういうお店に来ると「仙台とか宮城の地ビール的なのないかな?」と探すんですが、たくさん種類のあるビールの棚にも宮城の地ビールはなく……。

 

やっぱり宮城の日本酒かな?と思いましたが、宮城の酒蔵はこれからも行くだろうし……、と思案し見つけたのがこれ。

 

 

仙台限定コカ・コーラ。

 

仙台城、そして伊達政宗公。かっこいい。

 

こんなのを買っちゃうんですからね、観光客に間違われてもしょうがない(笑)

飲んでみましたが、あたりまえですけど味は普段のコカ・コーラと同じ。

でも、気分が違いますよね、飲んでるぞ~!みたいな?

 

 

娘に渡したら変顔してましたけど、これも仙台城と伊達政宗公の成せる業なのかもしれません。

 

 

カネサ藤原屋 国分町店