仙台市街地にある巨大アーケード街の一つ、一番町商店街。
冬にはすごくきれいなイルミネーションが行われる定禅寺通りから一番町商店街に入ってすぐのところに梅原鏡店という老舗があります。
梅原鏡店は明治42年(1909年)創業。
明治42年は「走れメロス」、「人間失格」などの太宰治が生まれた年、太宰治は青森県出身で同じ東北ですからね、もしかすると梅原鏡店にも来たことがあるかもしれません(そんなわけないか 笑)。
店内に入ると、梅原鏡店の名のとおり鏡だらけ。
姿見から壁掛け型、卓上型など本当に様々な種類の鏡が置いてあります。
硬派ですよね、本当に鏡だけしか置いてありません。
ちょっと変わった感じの鏡にしようかなとも思いましたが、やっぱり長く使ってこそですからね、実用的な鏡を購入してきました。
こちらです。
もう実用的以外の言葉が見つかりません。
台のところがポケットになっているんですが、この鏡を購入するときに女将さんが「ここに紙とかを挟むとより安定するからね」と。
サラリとそんなことを言うなんて、本当に鏡の事なんでも知っているんだなと、使う人の気持ちがわかっているんだなと妙に納得してしまいました。
娘に渡すと、早速鏡を覗き込んで顔を見ています。
やんちゃ盛りで普段は家の中で一番凶暴な長女ですが、やっぱり女の子なんだなぁ……と思ってみていると、
何と口の中に入れたレゴブロックを見ていました(笑)
お口の中に入れちゃダメだろー!と怒られたのは言うまでもありません。
一番町商店街の梅原鏡店、本当に鏡の専門店なので「仙台で鏡と言ったら梅原鏡店」で間違いないのかもしれません。
梅原鏡店 宮城県仙台市青葉区一番町4-10-16