仙台市街地のシンボルともいうべきデパート、「藤崎」。
大きな木に阻まれていますけど、すごくきれいなビルなんです。
近くに寄ってみると「FUJISAKI」の文字が。
その歴史は、文政2年(1819年)に太物商として創業したのが始まりです。
文政2年は第11代将軍徳川家斉の時代、陸奥仙台藩では第12代藩主伊達斉邦の時代です。
創業当時は仙台城下町大町1丁目の芭蕉の辻近くで得可主屋(エビスヤ)という商号で太物商をはじめ、今日に至っています。
太物(ふともの)とは、和服の織物の一つで、絹製品に対して綿や麻の織物を「太物」というのだそう。
今では仙台の中心地で、東北一の百貨店となりました、いやぁ立派です。
この藤崎の記事を前から書きたいと思っていたのですが、百貨店なので自前の商品を探すのが大変なんですよね……、なので以前、勝山酒造の時にちょこっとだけ書いただけだったのですが、今回、藤崎の屋上へビアガーデンに誘われた事で、あ!これ書けるじゃん!となり伺うこととなりました。
藤崎の屋上で5月~9月まで飲み放題、食べ放題のビアガーデンが毎年開催されているんだそうです。
エレベーターでそのまま屋上へ。
受付を済ませて……中へ。(外へ?)
私たちが行った時はまだ早い時間だったからか、結構空いていましたが、あたりが暗くなるころには、近くのオフィスのサラリーマンやOLなどで賑わうみたいです。
それにしても気持ちがいい!
外でのビールを飲むって幸せですよね。
ビュッフェ形式なので料理を食べたい分だけ取ってきて、ビールもセルフでついできます。
で、カンパーイ!
後ろに写っているのは、以前来た時も見た奥州仙臺七福神の一つ、藤崎えびす神社です。
えびす神社の前でエビスビールを……、なんつって。
スーパードライでしたけど。
藤崎の屋上からは、遠くの山々も見渡すことが出来て最高です、でもやっぱり東北は夜になると6月でもちょっと寒い……。
だんだん飲んでいるうちに寒くなってきてしまいましたが、飲んで食べての楽しい1時間30分でした。