今回は仙台市街地から車で2時間、宮城県北部にある気仙沼にやってきました。
気仙沼は漁港で、カツオ、サンマ、サメなどが獲れる場所として有名です。
また2011年の東日本大震災では甚大な被害が出た地域としても有名で、今なお町は復興途中という印象もあります。
そんな気仙沼ですが、古くから栄えた地域でもあるので100年以上続く老舗が結構残っているんです。
今回はそんな中の1軒、こちら月立屋米店へ伺いました。
月立屋米店は明治41年(1908年)創業の老舗のお米屋さん。
明治41年は日光東照宮の建物、表門などを含む26棟が重要文化財に指定された年。
その後重要文化財に指定される建物が増えていき、現在では34棟が重要文化財として指定されています。

看板が本当にいい味出しています。
お米屋さんなのでお米もあるみたいですが、米粉、だんご粉とか、あとは「玉しょうゆ」?
お店をのぞくと女将さんが対応をしてくれました。
お米は気仙沼のものや宮城県産のものなど数多く揃っているのですが、やはり店頭に貼ってあった「玉しょうゆ」が気になったので……。
「玉しょうゆってなんですか?」と女将さんに聞いてみると、「玉しょうゆっていう銘柄の醤油があるのよ」とのこと。
岩手県花巻市にある平与商店という所で作られている玉しょうゆは近所の人たちに人気の醤油。
甘みがあって煮物や炒め物にピッタリ、長く使っている人はもう玉しょうゆじゃないとダメ!と言う人もいるのだとか。
「持って歩くの大変よ」と言ってもらえたのですが、やはりそんなに美味しい醤油ならば……、と今回は玉しょうゆを購入してきました。
それがこちら。
玉しょうゆ。
玉ねぎマークがかわいいですね。
ちなみに玉しょうゆを作っている花巻の平与商店も元禄年間から続く老舗なんだとか。
いつかは行ってみたいなぁ。
今回はこちらを使ってやっぱり和食かなぁ……と冷蔵庫の中にある材料を物色し。

まず人参と大豆を炒めます。
そして昆布だしと、ここで玉しょうゆ。
そして砂糖を少々……味付けはこれだけで終了です。
あぶらあげを入れて、汁が無くなるまで煮詰めて完成。
なかなかの出来。
食べてみると、しっかり醤油の味がするのですがたしかにちょっと甘い。
九州地方に甘い醤油がありますがそういう甘さじゃなく、醤油の味はしっかりしていて、でもほんのり甘みがあるという感じ。
これは本当に料理に合う醤油ですね。
我が家の子どもたちは二人ともこういった給食に出てくるような和食が大好き。
息子はまだ食卓に並べる前なのに「うまいうまい」と言いながらパクパクつまみ食いをしていました。
月立屋米店はその名のとおりお米屋さんなのですが、今回はお米ではない良い商品を見つけてしまいました。
月立屋米店 宮城県気仙沼市八日町1-5-4