今回も加美町の宮崎地区。
ここは地域商店街の活性化を図るべく誕生した食彩市場みやざきどどんこ館という施設です。
旧山田屋旅館跡地が利用されているんだそうです。
この施設の道路を挟んで真向かいに老舗の菓子店があります。
こちら、松泉堂です。
店名の看板がかなり年季が入っていますが、ある意味老舗の証拠でもありますよね。
中には美味しそうな和菓子がたくさん並んでいます。
この前書いた同じ加美町宮崎地区のお菓子屋さん、おかしの越後屋。
実はほぼお隣さんという感じ。
今回は松泉堂、店内に入るとショーケースにはお菓子が、そして壁には様々な表彰状が飾られています。
対応してくれた女将さんに「いつ頃からお店をやられているんですか?」と聞くと、「よくわからないけど110年はやっているよ」と。
110年前と言ったら明治41年(1908年)です。
明治41年は日本で始めてミスコンテストが開催された年なんだそうですね、「ミスコン」って呼ばれるアレです。
そのころにはこの地で和菓子屋さんを営んでいました。
女将さんに表彰状の事をいろいろ聞くと、やはり結構有名な賞だったりを昔から頂いているそうで、丁寧に説明をしてくれました。
話を聞いていると、奥から今度はご主人でしょうか、出てきて宮城県の郷土菓子「がんづき」をいただきました。
和菓子屋さん行くとがんづきをなぜだか貰うんですよね、モチモチしてて美味しいんです。
で、ショーケースの中から美味しそうなどら焼きを購入して帰ってきました。
ゆ~らんど。
美味しそうですね、なんかきな粉の香りがします。
皮が普通のどら焼きの皮とちょっと違うんですね。
中にはたっぷりとあんこが入っています。
食べてみると、皮はモチモチしてて甘くておいしいです。
それにあんこもたっぷりなので本当に甘い。
大きさはそれほど大きくないんですけど、食べ応えがありますね。
さすが様々な賞を取っている老舗和菓子屋さんの味って感じです。
もっといろいろな種類のお菓子を買ってくるんだったな……、次行ったときには他のおかしにもチャレンジしたいと思います。
松泉堂 宮城県加美郡加美町宮崎字町101