今回も宮城県登米市佐沼に来ています。
今回も100年以上続き老舗へ……。
それがこちら、佐藤荒物店です。
実はこのお店、左隣りに先日伺った加藤陶器店があります。
100年以上続くお店が隣同士ってすごいですよね。
佐藤荒物店は明治元年(1868年)創業の老舗。
明治元年の3月14日に明治天皇が五箇条の御誓文を発しました。
五箇条の御誓文とは明治天皇が天地神明に誓約する形式で、公卿や諸侯などに示した明治政府の基本方針で、この後に江戸城無血開城、戊辰戦争と日本の転換点とも言える歴史が始まります。
そんな年に創業した佐藤荒物店。
「荒物」とは小さな雑貨ではなく荒い(大きい)雑貨のことで荒物屋はそういった雑貨を扱うお店だそう。
店内に入ると、荒物が並びます。
こういう物が荒物なんですね、生活雑貨とでも言いましょうか。
店内には歴史を感じるものがさりげなく飾られていたりもします。
なにか良いものはないかな、と店内を見ていると、前々から欲しいと思っていたアイテムを発見。
お掃除道具なんですけどね、掃除をしないとなぁという箇所が家の中にあったので……今回はこちらを購入してきました。
デッキブラシです。
軽くて丈夫そうで、本当にこういうのを探していたんですよね。
あ~掃除したくなってきたぞ!
ということで今回の掃除場所がこちら。
2階のベランダです。
あまり2階のベランダには出ないので結構ほったらかしだったのですが、お庭の土が飛んできたりしますからね、たまにはきれいにしないといけません。
ホースを引っ張ってきてデッキブラシでゴシゴシします。
2人の子どもも率先して手伝ってくれます。
30分くらい水流してゴシゴシして、と繰り返して終了。
一日置いて乾かして……。
すごくきれいになりました!まるで新品。
洗う前はなんだかくすんだ木の色をしていましたが、こんなに白くて生き生きした色だったんですね。
今回、佐藤荒物店に伺ったことで知った「荒物」という言葉の意味。
実は荒物という言葉を知らなかっただけで生活にすごく密着したものだったのだなぁと改めて思いました。
佐藤荒物店 宮城県登米市迫町佐沼西佐沼100