今回は仙台市街地から車で30分、西塩釜駅のほうにやってきました。
JR仙石線の西塩釜駅から徒歩10分ほどのところでしょうか、こちらに1軒の老舗があります。
創業明治28年(1895年)の白寿殿です。
明治28年は現在の5千円札の肖像画になっている樋口一葉の代表作「たけくらべ」が文学界という雑誌から連載が始まった年で、翌年まで文学界で断続的に連載されたそうです。
私は読んだことが無いんですけどね……今度読みますね。
白寿殿は「人生の話をしよう」がキャッチコピーで宮城県内に複数の会場を持つ、県内屈指の葬儀屋さんです。
ここは西塩釜にある本社兼葬祭場で、かなり大きな建物。
でも葬儀屋さんですよね……、何を買ったらよいのか。
しかもこの日はお葬式をやっていたので中に入るわけにはいかず……。
ひとまずこの場を後にしました。

で、本社か車で5分ほどの場所までやってきました。
西塩釜から本塩釜方面にやってきたこの地に、白寿殿があります。

白寿殿南町店
こちらのお店は仏壇や仏具、お線香などが置いてあるので、何か買えそうですよ。
店内に入ると様々な仏具が置いてあるのですが、お線香の種類がかなり豊富。
お店の方に「お線香って何か違いがあるんですか?」と聞くと、「好みの香りだったり、色だったり。いろいろと楽しむことが出来ますよ」と。
パッケージも様々でお線香というとなんだか堅そうな、真面目じゃなきゃいけない空気がありますけど、たくさんのお線香を見ていると、必ずしもそうではないことに気が付きます。
いつの間にはお線香以外の物には目もくれずお線香を物色していると、何やら素敵なお線香を発見!
これしかないな、と思い今回購入してきたのがこちらです。
一見お線香に見えませんが左上に「お線香」と書いてありますね。
書かないと勘違いして購入する人もいそうなこのパッケージ。
箱を開けると岩手トリビアが。
岩手県の面積って北海道に次ぐ2番目で、四国四県や一都三県と同じなんだそうです、”へぇ~”。
で、その下にやっとお線香です。
この箱には子どもたちも興味津々。
仏壇の無い我が家では普段お線香を使うことはないのですが、「今度これ持ってお墓参りに行こうか」と話すとなぜかノリノリに。
あんまりノリノリなのも困りますけど、別にお墓参りは神妙にしないといけないということもないので、次回のお墓参りはこのお線香を片手に親子共々楽しみながらしてきたいと思います。
白寿殿 本社 宮城県塩釜市桜ヶ丘2-27