目安箱の設置などの享保の改革が行われた時代に創業 武田染工場の手ぬぐい

仙台市街地から南へ行ったところに若林区南材木町という場所があります。

 

 

 

ここはその名のとおり昔は材木商の町だったのですが、広瀬川の支流も流れているので染物屋さんが集まるエリアでもあり、100年以上続く老舗もあります。

 

こちらの武田染工場もそのうちの1軒です。

 

 

武田染工場は享保年間(1716~1736年)に創業した老舗の染物屋さんです。

享保とは第8代将軍徳川吉宗の時代で、市民の声を取り入れようとする目安箱の設置などをおこなった享保の改革でも有名ですよね。

 

そんな時代から300年に渡って続いてきた老舗です。

 

お店の中に入ろうとしましたが、ここは工場のようで商品が売られているわけでは無さそうです。

買えないのか……と落胆しましたが、どこに売っているのか調べてみると、JR仙台駅の駅ビル「S-PAL」で売られているようです。

 

なので、早速車を走らせること10分……JR仙台駅へ。

 

 

こちらはJR仙台駅の東口側です。

西口は巨大アーケード街でどこまでも飲食店やファッションビルなどが立ち並びますが、東口側は結構落ち着いた感じなんですよね。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

で、S-PALです。

 

 

あった!ここですね。

ここは宮城県だけでなく東北地方の民芸品などのお土産が買えるお店。

 

 

わお、いいですね。

なんだか目移りしてしまいますが今回の目的は武田染工場のもの……。

 

 

あったあった!ありましたね!

色々な柄がありますけど、実用性とかわいらしさを兼ね揃えた感じのものをチョイス。

 

こちらです。

 

 

伊達政宗公っぽい感じのもの。

 

 

かわいい。「SENDAI MOON」。

なんでしょう、この色合い。

シンプルな色なんですけど決して地味に見えない、絶妙な風合いに仕上がっていますよ。

 

 

「何か入ってるのかな?」と開けようとしますが、手ぬぐいですからね、もちろん何も入っていませんよ。

 

子どもにもちょうどいいサイズでいろいろと使い勝手も良さそうです。

 

 

武田染工場 宮城県仙台市若林区南材木町42