第3次日英同盟締結の頃 明治末期創業 守谷鮮魚店のカレイ

宮城県大崎市古川にやってきています。

 

 

人や車の往来はありますが、基本的にはのどかな街並みです。

この古川に100年以上続く老舗鮮魚店があるということでやってきました。

 

それがこちら、守谷鮮魚店です。

 

 

守谷鮮魚店は明治時代後期に創業し100年以上続いている老舗の鮮魚店。

明治44年に第3次日英同盟が締結されました。

最初の日英同盟は明治35年、その2年後の明治37年の日露戦争でイギリスは表面的には中立の立場でしたが、諜報活動などで日本を後方支援し勝利に貢献しました。

 

第2次日英同盟は明治38年。

最初の日英同盟は明治35年から5年間という期限があったので、イギリス側から延長を打診されて第2次日英同盟が結ばれました。

 

その後明治44年に第3次日英同盟が締結。

この時、日本、イギリス、ロシアを強く警戒したアメリカの希望により、アメリカが交戦相手国の対象外とされ、この第3次日英同盟に基づいて、日本は第1次世界大戦を連合国軍として参加することとなりました。

 

 

看板も素敵ですね。

早速中に入り、お店の方に声を掛けます。

 

ショーケースに並んでいなかったので「何かお魚はありますか?」と聞くと、「今日は魚が来るのは午後からなのよー」とのこと。

ああ、残念……。

 

でも前日のなら少しあるよ、と見せてもらいました。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

「自分で料理するの?」と聞かれたので、「はい、じぶんでします、何か簡単に調理出来て美味しいお魚ありますか?」と聞くと、「それならカレイが美味しいわよ」と。

「このカレイ、小さいけど小さいほうが美味しいのよ。から揚げにすれば簡単だし。」ということで、カレイをいただいてきました。

 

こちらです。

 

 

開けるとこんな感じ。

 

 

いいですねぇ。

大きさは大人の手のひらの一回り大きいくらいでしょうか。

 

 

卵もあります。なんだかかわいそうな気もしますが……。

 

このカレイに塩を振り、粉を付けて油の中に投入していきます。

 

 

じゅわー。

 

 

裏っ返してじゅわー。

 

 

出来ました!簡単料理です。

 

 

頭からかぶりつくことが出来ます。

食べてみると、身のところは柔らかくてほわほわしてて美味しい!

白身ですけど旨味がじゅわーです。

 

 

2歳の娘も頭からガブリ。

真ん中の骨は気を付けないといけないですけど、他は子どもでも大体食べる事が出来るのがいいですね。

 

今回お店に伺ったときには今日分がまだないという状態でしたが、こんなに美味しいお魚が食べられるなんて……。

次回伺う時にはちゃんと頃合いを見計らって、いろんなお魚を買ってきたいと思います!

 

 

守谷鮮魚店 宮城県大崎市古川西館1-8-8