今回は仙台市街地から車で1時間、宮城県大崎市岩出山に来ています。
岩出山は仙台藩祖、伊達政宗公が仙台に移る前の12年間本拠地として過ごした地。
なので宮城県内でも古くから栄えていた町でもあります。
そんな岩出山の名物となっているものを作っている老舗に伺いました。
こちら、伊藤源右衛門商店です。
伊藤源右衛門商店は明治20年(1887年)創業の老舗。
明治20年は当時の首相、伊藤博文総理が仮装舞踏会を主催、開催した年。
ただこの仮装舞踏会を主催したことで欧化主義への非難が高まる結果となったそうです。
明治20年の仮装舞踏会って……どんなんだったのでしょうか。
伊藤源右衛門商店は岩出山の名物、岩出山納豆を製造している会社。
かなり立派な建物です。
間口も広いんですけど、奥にもすごーく長く繋がっているんですよね、この同じ緑の屋根がすべて建物なのでしょうか。

扉は空いているんですが、人の気配がない……。
竹に雀の暖簾がかかっているのでここで間違いは無さそうなんですけど……。
ちょっとここでは買えなそうなので、買えそうな場所へと移動します。
車で走ること10分……あ・ら・伊達な道の駅に到着。
地場の野菜はもちろん、加工食品もたくさん置いてあります。
ここならあるだろう……と見て回ると。
あった!しかもすげーたくさんある!
ということで、無事ゲットできた商品はこちらです。

岩出山納豆。
なんかもうパッケージからして美味しそうですよね。
普通の納豆は40g~50gくらいですが、この岩出山納豆は70gも入っているので見た目もやや大きめ。
豆の大きさは中粒といったところでしょうか、大きすぎず小さすぎず。
納豆はやっぱり朝食ですよね。
食べてみると、豆の味がしっかりしていて美味しいです。
最近柔らかい納豆とか、においの少ない納豆などありますが、これは昔ながらの納豆という感じ。
納豆食べてるぞー!という元気な気持ちになります。
こんなに笑顔になるほど娘も納豆が大好き。
大きな口を開けて目をつむって食べていました。
さらに大人は定義山の七味にんにくをかけていただきます。
七味にんにくがまた納豆と合うんだよなぁ、ホントこの組み合わせはご飯が何杯でもいける感じです。
今回伺った伊藤源右衛門商店の岩出山納豆、仙台市内のスーパーなどではあまり売られていないので岩出山方面に行ったときにはこれからも毎回買ってきちゃうんだろうなぁという逸品でした。
伊藤源右衛門商店 宮城県大崎市岩出山通丁156