東京駅開業の年 大正3年創業 渡辺製菓の特上まころん

今回は仙台市街地から西へ、車で20分ほどのところにある場所に来ています。

 

 

のどかですねぇ……、市街地から少し離れただけで自然を満喫できるのも仙台の良さの一つですよね。

 

JR仙山線の陸前落合駅の近く……と言っても歩くとちょっと距離がありますかね、車で数分のところに1軒の老舗があるんです。

 

それがこちら、渡辺製菓です。

 

 

渡辺製菓は大正3年(1914年)創業の老舗です。

大正3年12月に東京駅が開業したので、ちょうどそのころの創業なんですね。

 

官設鉄道の駅だった新橋駅と私鉄の駅だった上野駅を高架鉄道で結ぶという計画があり、その中間に中央停車場を設けようとなって、皇居の正面である現在の場所に東京駅が出来たんだそう。

東京駅と言うと、東京の中心でもあり全国の鉄道の起点となっているような感じですけど、新橋駅や上野駅のほうが東京駅よりも先だったんですね。

 

現在の赤レンガの駅舎が大正3年3月に完成し、12月に開業となりました。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

渡辺製菓ですけども、見た感じ工場となっていてここでは購入できなそう……。

 

 

たまに人が出てきているんですけど、すごく忙しそうで……。

この渡辺製菓、仙台のお土産物の中でも人気の商品を製造している会社で、その商品はスーパーとかでも売られていることがあります。

 

でも普通のスーパーだと売られていないんだよな……、地場のスーパーというか地元愛を感じるスーパーというか……。

どこかにないか……、あ!あそこならあるかも!

 

ということで秋保温泉のおはぎで有名な主婦の店さいちに。

 

 

実は渡辺製菓のある陸前落合駅から秋保温泉は結構近く、車で10分ちょっとの距離にあります。

さいちの店内を見回してみると……あったあった!

 

 

で、購入してきたのがこちら。

 

 

特上まころんです。

宮城県には「まころん」、「マコロン」というお菓子が結構メジャーというか、他の地域の人からするとマコロンというと「マカロン」でしょ?なんて言われそうなんですけど、このクッキーみたいな焼菓子がまころんなんです。

 

で、この渡辺製菓の特上まころんは数ある仙台のお土産の中でも結構人気のあるお菓子なんです。

 

たしかになんか可愛らしいですもんね、見た目も。

 

 

並べてみました……、かわいい。

一口食べてみると、濃厚な落花生の甘みが口いっぱいに広がります。

これはうまい。

 

 

中はちょっと半生(?)になっていて、それがまた美味しいんですよね。

なんかあと引く美味さがあります。

 

ついつい食べ過ぎちゃうんですけど、ボリュームもあって、これは仕事中のモグモグタイムにはもってこいですね、美味しかったです!

ごちそうさまでした。

 

 

渡辺製菓 宮城県仙台市青葉区栗生2-4-27