日章旗が国旗となった明治3年創業 大竹園のはちみつ

ここは地下鉄南北線の長町一丁目駅です。

 

 

長町一丁目駅は仙台市街地から行くと広瀬川を渡ってすぐの場所にあります。

 

 

ちなみに広瀬川に架かる橋、「広瀬橋」は日本初の鉄筋コンクリートの橋と言われています。

現在使われているものは2代目で、この橋の前のものが1909年に架けられました。

 

この広瀬橋のすぐ近くに、広瀬橋が架けられる以前から商いをおこなっていた老舗があるんです。

 

 

こちら、大竹園です。

大竹園は明治3年(1870年)に創業した茶舗です。

明治3年は商船規則によって日章旗(一般的な日の丸)が国旗として規定された年です。

もちろんそれ以前から日の丸は使われていたんですが、明治3年1月27日の商船規則により規定がなされ、国旗協会はこの1月27日を国旗制定記念日として制定しています。

 

そのころから大竹園は営業を続けてきています。

大竹園、お茶屋さんなのですが、入り口には気になる貼り紙が……。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

「日本ミツバチのはちみつ入荷しました」

 

この大竹園では、お茶のほかに自家製のはちみつを扱っているんだそう。

仙台市内にある大年寺山でニホンミツバチを飼育、蜜を集めています。

 

ニホンミツバチは日本在来のミツバチで、西洋ミツバチと比べて体が小さく、蜜を集める能力も低いのだそう。

なので、西洋ミツバチの場合だと花ごとに蜜を集める事が出来るそうですが、ニホンミツバチはいろいろな花から蜜を集めてくるため、そのはちみつは独特の味わいになるんだそうです。

 

店内に入ると、お茶も置いてあるんですけど一番目立つところにはちみつが置いてあります。

 

もうこれ買うしかないでしょ!ということで、出していただいたお茶をいただきつつ、はちみつを購入してきました。

 

それがこちら。

 

 

おしゃれな袋に入っています。

 

 

じゃーん!かわいい。

 

 

「純粋はちみつ」。

仙台産のはちみつという所がいいですよね。

 

パンに塗って食べようか、それともホットケーキを作ってそれに塗ろうかなど、食べ方をいろいろと考えていたんですが、夕食後、奥さんがおもむろにリッツを出してきて……、はちみつリッツパーティが始まりました。

 

 

おおお。

色がきれい。

 

 

まずは味見で一つ食べてみますね。

 

 

はちみつを塗って……一口。

……うまーーーーーーい!

 

なにこれ、マジで美味い!

普通の市販されているはちみつって、ちょっと独特な風味があるじゃないですか、でも、このはちみつはそういう独特の風味というか臭みというかそういうのが全くなくて、本当に美味しい。

 

なんて言うんだろう、体に必要な栄養素がスッと体に入ってきたというような感じ。

甘さも程よくスッとしてるんですよね、甘さがスッと。

こんなスッキリして美味しいはちみつは初めて食べました、本当にいいものを見つけたら人に教えたくないような気持ちになるのが人情なんですけど、このはちみつはまさにそんな感じ。

 

ビックリするほどおいしいはちみつです。

 

 

このはちみつ以外にジャムなども出てきて豪華なリッツパーティの始まりです。

はちみつとジャムのコンビネーションで子どもたちも「うめーうめー!」と言いながらたくさん食べていました。

 

 

夕ご飯食べたばっかりなんですけどね、よくそんなに食べれるなと普通なら思いますけど、このはちみつ美味しいんだもん、食べたくなる気持ちはすごーくわかります。

 

この大竹園のはちみつ、年に1度だけ採蜜される大変貴重なはちみつみたいなので、今回買ってきたはちみつがなくなる前に絶対に買いに行きますよ!

 

大竹園 宮城県仙台市太白区長町1-7-37