鳴子のこけしが誕生した時代 明治に創業した玉子屋本店のこけしもろこし

今回は仙台市街地から東北自動車道で北へ。

 

仙台市街地は晴れていたのに、車を30分ほど走らせると雪が降ってきてやがて吹雪に。

 

 

こんなにも気候が違うのかと少しびっくりしてしまいました。

 

で、車を走らせること1時間30分。

 

 

鳴子温泉にやってきました。

大雪です。

 

鳴子温泉は福島の飯坂温泉、仙台の奥座敷である秋保温泉と並んで奥州三名湯に数えられている温泉地です。

鳴子温泉の開湯は平安時代初期とされていて、とても歴史のある温泉地。

だからなのか、100年以上続く老舗もたくさんあるんです。

 

今回はその中の一軒にお邪魔しました。

 

 

こちら、玉子屋本店です。

 

玉子屋本店は明治時代に創業した老舗の和菓子屋さんです。

鳴子温泉と言えば、温泉以外にも「こけし」が有名ですが、鳴子のこけしは江戸時代後期から明治初期に誕生したと言われていますので、鳴子系こけしの歴史と同じくらい玉子屋本店も歴史があります。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

和菓子屋さんなんですが、喫茶店も兼ねているみたいですね。

 

中に入ると、お菓子がたくさん並んでいて、横には喫茶コーナーも。

 

 

どれもこけしのパッケージですね。

玉子屋本店はわらび餅が名物なんだそうで、本来であればわらび餅にすべきだと思っていたのですが……、今回はこちらを購入してきました。

 

 

こけしもろこしです。

パッケージがとにかく可愛すぎますね。

 

中を開けると……。

 

 

小さなこけし型のお菓子がたくさん入っています。

よーく見てみると、一つ一つ顔が違うんです。

 

 

実はこのこけしもろこし、小道具であるこけしの木型をこの玉子屋本店が所蔵していたそうで、その木型を使って作られているそうです。

 

 

とにかく可愛い。

 

食べてみると、ボーロのような味、すごく甘みがあって懐かしさも感じます。

また歯ごたえがあるので、バキッて噛みついてモグモグ……甘みがジュワーって感じです、これは美味しいなぁ。

 

このかわいい見た目と味、子どもは絶対に好きですよね。

 

 

ご飯の後にあげたら喜んで食べていましたよ。

 

宮城県大崎市鳴子温泉湯元102-1