岩倉使節団がサンフランシスコに到着した年 明治5年創業 中居堂の金平糖

今回は仙台の繁華街がある国分町通り。

 

 

国分町通りは真ん中を走る定禅寺通りが北と南に区切っていて、仙台駅に近い南側の国分町通りは夜の繁華街全開ですが、こちら国分町通りの北側は比較的おとなしい感じの街なんです。

この国分町通り沿いに1件の老舗があります。

 

中居堂です。

中居堂は明治5年に創業した老舗の仏壇仏具のお店。

 

明治5年は岩倉使節団がサンフランシスコに到着した年。

岩倉使節団は政府要人や留学生など総勢107人の使節団で、前年の明治4年に横浜港を出発しサンフランシスコに明治5年に到着。

そこから大西洋を渡りヨーロッパ各国を視察、さらにアジアのヨーロッパ諸国の植民地も視察して明治6年に帰ってきました。

長い海外視察で西欧の政治や技術、考え方を学び、文明開化に大きく寄与したと言われています。

 

 

現在のお店はなんだかオシャレで素敵ですよね、ブティックと言われても違和感ありません。

店内に入ると、1階は位牌や数珠、ろうそくやお線香などの小物が並んでいます。

2階は仏壇ギャラリーになっているみたいですね。

店内奥には老舗らしく、昔のお店の写真なんかも飾られています。

 

色々と商品を手に取って見て、仏具屋さんって今まであまり入ったことなかったので知りませんでしたが、結構かわいい小物とか売っているんですよね。

普通に街の雑貨屋さんでかわいい小物を見つけるが如く、ショッピングスポットとしても仏具屋さんはいいんじゃないかと思えるくらい。

そんな中、かなりかわいい物を見つけたので購入してきましたよ。

 

それがこちら。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

高級感と清潔感が同居した紙袋。

 

 

明治5年創業です。

 

購入したのは……。

 

 

こちら、かわいいですよね。

何だと思いますか?

 

箱を開けると……。

 

 

金平糖です。

 

通常、香典返しとかにするものなのかな?お店のディスプレイには「感謝の気持ちに」みたいに書いてありましたけど。

 

実は我が家には金平糖大好きな子が一人いるんですよね。

保育園から帰ってきたところで、日頃の感謝の気持ちと共に渡してみます。

 

 

なんだろ?これって感じで箱を開けます。

 

 

(笑)いい笑顔。「大好きな金平糖じゃん!」ですって。

こんな笑顔が見れるなんていいですよね。

 

 

夕ご飯前なのに金平糖を食べてニコニコしていました。

 

 

中居堂 宮城県仙台市青葉区国分町3-10-32