日本内科学会が設立した年 明治36年創業 肉のマルイの鶏がら

仙台市街地から仙塩街道を東に車で20分。

工場の立ち並ぶ一角に仙台市中央卸売食肉市場があります。

 

 

この建物、不思議な形ですよね。

どのような構造になっているのか……外からは窺い知れません。

ちょうどお昼くらいの時間帯ですがひっそりとしています、食肉市場って何時ごろが盛り上がる(?)時間帯なのでしょうか。

 

 

そんな仙台市の食肉の聖地とも言えるこの場所に、1件の老舗があるんです。

それがこちら、肉のマルイです。

 

 

肉のマルイは明治36年(1903年)創業の食肉卸、販売をおこなっている会社です。

 

明治36年は東京都文京区にある日本最大の学術団体、日本内科学会が設立された年。

会員数は現在11万人以上だそうです。

 

 

こちら肉のマルイなんですけど、仙台市中央卸売食肉市場の目と鼻の先に本社があります。

こういう所もさすが老舗といったところでしょうか。

 

 

マルイマークも素敵です。

 

ただ、ここは本社で小売りはやっていないっぽいですね、調べてみるとここから車で15分ほど移動したところに肉のマルイの小売店があるようなので、そちらに行ってみます。

 

 

アバインというショッピングモールのようなところに到着。

 

 

「マルイの肉」って書いてありますね、良かった。

アバインの中に入ってみると……。

 

 

なんでしょう、スーパーではないし……、デパートの食品版のような感じ。

 

 

ありましたよ!

精肉のほかにもお惣菜や肉関連の商品も置いてありますね。

 

 

肉関連の商品ってこういうやつのことです。

 

これだけあると迷っちゃうんですけど、肉のところを見ているとちょっと気になるものが。

それは「鶏ガラ」。

鶏ガラがあれば……仙台名物の美味しいアレが作れるぞ……ということで今回は鶏ガラを買ってきました。

 

それがこちらです。

 

 

鶏ガラです。

 

これをお湯の中に入れてダシを取っていきます。

 

 

30分後……。

 

 

少しダシが出てきましたね。

さらにグツグツしていきます。

 

 

その間に人参、大根を千切りにします。

結構大量です。

さて、何が出来るでしょうか……?

 

 

グツグツすること2時間。

いい感じにダシが出ていますね、部屋中に鶏スープの香りがします。

 

 

鶏ガラを取り出して具を投入、煮込んでいきます。

 

 

役目を終えた鶏ガラ……でも美味そうです。

 

で、鶏ガラでスープを取り何を作ったのかというと……こちらです。

 

 

お雑煮です。

鶏ガラで出汁を取り人参、大根を煮込んで焼いた餅を入れ、最後にイクラを乗っける。

これ、仙台雑煮という料理なんです。

初めてお雑煮にイクラが乗っていたのを見た時は、私もかなり驚きましたけど、仙台では根菜の千切に餅、はらこ(イクラの事)を乗せたものを仙台雑煮と呼ぶそうです。

 

 

食べてみると、本当に鶏ガラの出汁がよく効いてて美味しい!

お正月もお雑煮食べましたけど、その時は鶏ガラの出汁ではなかったので、今回作ったお雑煮は手間がかかっている分美味しさもひとしおです。

 

 

子どもも「美味しい!」と言って、本当にたくさん食べていました。

5歳の息子はお餅4つも食べて、お腹がパンパンになっていましたよ……大丈夫かな(笑)

 

 

肉のマルイ 宮城県仙台市宮城野区扇町6-4-10