仁丹が発売された年 明治38年創業 高橋徳治商店のおとうふ揚げ

今回は仙台市街地から車で40分、松島と石巻の間くらいの場所、東松島市にやってきました。

 

 

のどかな風景が広がる山の中に1軒の老舗があるんです。

それがこちら、高橋徳治商店です。

 

 

高橋徳治商店は明治38年(1905年)創業の老舗。

明治38年は「仁丹」が発売された年。

当時の日本は医療もまだまだで風邪で命を落とす人も少なくなかったそうで、そんな中万病に効果があって携帯しやすく飲みやすい懐中薬を……という想いで発売されたのが仁丹なんだそうです。

私はあまり飲んだ記憶がないんですけど、今でも販売されていますよね。

 

 

そんな時代から続く高橋徳治商店。

高橋徳治商店では水産加工品、主に練り物などを製造・販売しているのだそう。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

東松島市にあるこの工場は2011年に発生した東日本大震災以降に出来た新しい工場で、以前は石巻の海沿いに本社や工場があったそう。

これは震災の時の遺構だそうです。

 

ここでは作っているだけで購入は出来なそうでちょっと残念ですが、ネットでも商品を購入することが出来たので、今回はネットで注文をしてみました。

 

で、届いたのがこちらです。

 

 

おとうふ揚げ。

いろいろと見てみると、高橋徳治商店のおとうふ揚げは最高!なんて口コミもあったので私も同じものを購入しました。

 

ネットだと口コミも確認できるのでいいですよね。

 

 

きちんと高橋徳治商店の商品です。

 

おとうふ揚げはそのままでも美味しいみたいですが、 さっと煮るとよりおいしいという事で……。

 

 

出汁の中にそのまま投入。

 

 

落し蓋をしてそのまましばらく放置するだけの料理です。

こんな簡単に美味しくできるのでしょうか……?

 

 

10分後にはふっくらと。

お出汁を吸い込んでますね。

 

ここにワカメを入れて出汁にとろみをつけて完成。

 

 

かなり美味しそうな一品が出来ました。

食べてみると、おとうふ揚げの中は本当に豆腐、あたりまえか。

 

出汁が染みてて美味しいです。

中もふっくらとしていて柔らかくて優しいお味。

ワカメのコリコリっとした食感とフワフワのおとうふ揚げ、このコンビネーションがいいんですよね。

 

 

和食大好きな息子もたくさん食べてくれました。

 

今回はネットで買いましたけど、スーパーなどでも売っているのだそうです。

スーパーで見つけたら絶対にリピートする、そんな美味しいおとうふ揚げでした。

 

 

高橋徳治商店 宮城県東松島市大塩緑ケ丘4-3-16